障害児家庭は持ち家が必要?|賃貸で限界を感じた3つの条件

障害児家庭にとって、持ち家は本当に必要なのでしょうか。

障害児家庭だからといって、すべての家庭に持ち家が必要とは限りません。

賃貸にも、メリットはたくさんあります。

  • 引っ越ししやすいこと
  • 家賃を調整しやすいこと
  • 固定資産税や修繕費の負担がないこと

将来の見通しが立ちにくい家庭にとって、この柔軟さはとても魅力的ですよね。

何を隠そう、私自身は元圧倒的賃貸派でした。

ただ一方で、賃貸ならではの問題もあります。

  • 音問題が生活に直結する
  • 引っ越しが現実的な解決策にならない
  • 子どもの特性と住環境が合わない

こうした条件が重なると、賃貸という選択が機能しにくくなることがあります。

結果的に賃貸派だった私は、自分の家を購入するという選択肢にたどり着きました。

この記事では、賃貸派だった私の心境の変化と障害児家庭で家が必要だと感じた理由を実体験ベースで詳しくまとめています。

この記事でわかること
  • 障害児家庭に持ち家が必要になりやすい3つの条件
  • 賃貸が合理的でも限界を感じる場面
  • 我が家が家づくりを考えた理由
  • 家づくりを始める前に大事だったこと
ノートくん

家を考えた方がいいのかな?

こんな悩みを持っている方の判断材料になれば嬉しいです。

この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

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ノートくん
-3児の父で会社員-

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

目次

賃貸のメリット|障害児家庭でも合理的な理由

まず前提として、私は今でも賃貸はかなり合理的な住まいの選択肢だと思っています。

  • 家賃の範囲で住む場所を選べる
  • 収入が変わったときに住み替えしやすい
  • 修繕費や固定資産税の心配が少ない
  • 合わなければ引っ越せばいい

特に、将来の見通しが立ちにくい家庭にとって、この柔軟さは大きな魅力です。

私自身も長い間「住まいは賃貸が合理的」と考えていました。

だからこそ、家づくりを考え始めたのは持ち家に憧れただけではありません。

賃貸のメリットを分かったうえで、それでも今のままでは生活が回らなくなってきたからだったんです。

障害児家庭で持ち家を必要とする3つの条件

我が家の経験から感じたのは、障害児家庭が持ち家を必要とするタイミングは、次の3つの条件が重なったときです。

  • 音や生活リズムの問題が避けにくいとき
  • 引っ越しが簡単な解決策にならないとき
  • 住まいのストレスが家庭全体に広がるとき

それぞれ詳しく書きます。

賃貸で限界を感じた条件①|避けられない音問題

賃貸での音問題イメージ

子どもが成長すると、走ったり飛び跳ねたり声が大きくなる。

障害児家庭に限らず、こうした音はどうしても増えていきます。

しかし障害のある子どもの場合は、一般的な子育てよりも音の問題が複雑になりやすいことがあります。

  • 癇癪や奇声
  • 興奮したときの大きな動き

親としても、もちろん対策はします。

でも気をつければ完全に防げるかというと、なかなか現実的ではないですよね。

特に賃貸の場合は、音問題が他の住人のストレスに直結してしまいます。

そのことを理解していたので、賃貸に引っ越した時にさまざまな対策をしました。

賃貸で実践した3つの対策の図解

これらの対策をしたうえで、妻と協力して室内と外で音の聞こえ方を確認もしました。

その結果、声やテレビ音はかなり抑えられました。(というより、全く聞こえませんでした)

しおりちゃん

これなら安心して暮らせるね

でも、住んでから気づいたのは、声ではなく振動音が別問題だということでした。

足音やドンという衝撃音は、壁や空気ではなく床を伝って下の階に響きやすい。

こればかりは盲点というか、住んでみないと分からない部分もあります。

結果的に声ではなく、足音による苦情が来てしまいました。

苦情の様子や実際の対応は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

それからは、

子どもが遊ぶたびに注意をする。

無邪気に楽しんでいる子どもたちの時間を、大人の都合だけで奪うのは辛かったです。

しかし、賃貸では自分たちのことばかり考えて暮らせる訳ではありません。

他の住人と同じ建物で生活をしているということを忘れてはいけません。

このように音の問題に対しては、実際の苦情と賃貸の特徴から限界を感じるようになりました。

賃貸で限界を感じた条件②|引っ越しは容易ではない

引っ越しのイメージ

賃貸の強みの一つは、合わなければ住み替えできることです。

ただ、障害児家庭ではこの「住み替え」が簡単ではないケースがあります。

  • 環境変化が苦手で不安定になる
  • 支援学校やバス停との距離が条件になる
  • 通学・送迎のルートが限られている
ノートくん

引っ越せば解決するでしょ

環境変化が苦手な障害児がいる家庭では、引っ越し自体が簡単ではありません。

住み替えによる環境変化が、不安定のトリガーになる可能性があります。

住み替えできること自体は、確かに賃貸の大きな魅力です。

でも、家庭によってはその魅力を十分に使えないことがあります。

それに、そもそも引っ越しって結構ストレスではないですか?

いざ引っ越しをしようとすると荷物をまとめたり新しい生活に慣れることなど、どれも簡単ではありませんよね。

こういう大きなイベントは、少ないに越したことはないと感じました。

しおりちゃん

引っ越しは意外とストレス

このように、障害児家庭ではトラブル発生時の住み替えを前提にすることが難しいです。

住み替えを前提としない「持ち家」が必要になる大きなポイントでした。

賃貸で限界を感じた条件③|住まいは家庭全体の問題

感情が揺れ動いている様子

住環境の問題は、単に「住みにくい」で終わりません。

  • 子どもを注意する回数が増える
  • 親が常にピリピリする
  • 夫婦喧嘩が増える
  • 子どもも不安定になる

こうして、住まいの問題が家庭全体に波及していきます。

ここまでくると、問題は「賃貸か持ち家か」ではなく「今の住まいで生活が回っているかどうか」に変わってきます。

最終的に持ち家を本格的に考えたのも、この段階に入ったときでした。

苦情が来てから、

子どもを注意する回数が増えました
癇癪も増えました
夫婦喧嘩も増えました

そもそも、楽しんで遊んでいる子どもたちを、なぜ叱らなければならないのか。

ここで初めて「このままではいけない」と本気で思いました。

最後の条件は、感情的な要素になります。

もちろん、我慢することで生活を維持する方法もあります。

でも、果たしてそれは再現性高く実現できるでしょうか。

少なくとも私たちは、我慢し続けることが難しいと判断しました。

注文住宅・建売・中古住宅どれを選べばいい分からない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

持ち家は経済的?|お金で買えない時間の価値

正直に言うと、今でも「経済性だけで見れば賃貸の方が合理的だったのでは」と思う気持ちはあります。

物価も上がっていますし、将来の不安もあります。

障害のある子どもがいる家庭なら、なおさらお金に余裕があるに越したことはありません。

でも、あるとき考えました。

私はなぜ働いているのか。
なぜお金を稼いでいるのか。

お金は大事です。

でもお金はあくまで手段です。

家族の安心や、子どもたちがのびのび過ごせる生活を守るために使うのであれば、それは十分意味のある支出ではないか。

そう考えるようになりました。

もし将来的に後悔しても、過ぎ去ったあとにお金では取り戻せない時間が、今ここにあったのです。

すべての障害児家庭に持ち家が必要?|今の住まいで判断する

色んな人たちを比較しているイメージ

ここは大事なので、はっきり書きます。

障害児家庭だからといって、持ち家が正解とは限りません。

  • 音問題が少ない住環境がすでに確保できている
  • 1階や戸建て賃貸など条件が合う物件がある
  • 子どもが環境変化に比較的強い
  • 支援や学校との距離も調整しやすい

例えばこうした場合は、賃貸を続ける方が合理的ですよね。

大事なのは「障害児家庭だから家が必要」ではなく、「今の住まいが生活に合っているかどうか」です。

持ち家を考えるときに一番危ないのは「何も知らずに諦めること」

我が家も最初から自分の家である「持ち家」に前向きだったわけではありません。

  • お金のことが不安
  • 建売か中古か注文住宅か分からない
  • そもそも本当に必要なのか分からない

持ち家を持つという選択肢に何度も悩みました。

ノートくん

どうせ無理でしょ

半ば強制的に知ることを諦めていたかもしれません。

しかし、このような過程を経て強く感じたのは、何も知らないまま決めつけるのが一番危険だということです。

我が家には賃貸トラブルという、家探しを始める明確なターニングポイントがありました。

このトラブルをきっかけに後押しされて、今まで諦めていた持ち家を本格的に考えることになります。

家探しをしていると、実際に挫折することも何度もありました。

でも情報を整理していく中で、自分たちでも持ち家を手に入れる方法や最適な選択肢があることを知りました。

私たちには、きっかけがあったから前に進めました。

怖いのは何もせずに諦めていることです。

もし少しでも持ち家に憧れや希望がある人は、諦めるのは少し早いかもしれません。

悩んだ中で私たちが見つけた方法を紹介するので、読者の皆さんのきっかけになれば嬉しいです。

持ち家のため、最初にやったのは「情報整理」

情報整理のイメージ

我が家が最初にやったのは、いきなり家を買うことではありません。

  • 建売や中古物件
  • 土地から探す注文住宅
  • 住宅ローンなどのお金

こうした情報を一度比較して整理しました。

そのときに利用したのが、家づくりの相談サービスです。

障害のある息子がいるため妻には専業主婦をしてもらっています。

具体的な数字は紹介しませんが、収入面に関しては私だけになります。

正直なところ、裕福とは言い難い家庭です。

しおりちゃん

どうせ私たちには無理だよね

そんな状況なので、最初は何もせず諦めていました。

でも、ここで少し考えてみてください。

賃貸を選び続けている人の中には、本当に持ち家が不要と考えている人だけでしょうか?
合理性だけでその選択をしている人もいるのではないでしょうか?

私もまさに同じ考えで、憧れはあるものの何もせずに諦めていました。

そんな我が家は家づくりの相談サービスを活用して「自分たちに合う選択肢」が少しづつ見えるようになりました。

相談サービスが気になる方は、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

まとめ|大事なのは「持ち家」で生活が回るか

障害児家庭で持ち家を考えるのは、特別なことではありません。

ノートくん

持ち家がダメ!

しおりちゃん

賃貸がダメ!

そういう話でもありません。

大事なのは、今の住まいで生活が回っていて家族の心が削られていないかだと思います。

  • 音問題で悩んでいる
  • 子どもの特性と住環境が合っていない
  • 簡単に引っ越しできない
  • 何から考えればいいか分からない

もし今そんな状態なら、まずは本当に今のままで生活が回るのかを考えてみてください。

それだけでも、次の一歩はかなり変わるはずです。

家づくりは大変なことも多いです。

でも自分たちの暮らしを見直すきっかけにもなりますし、なにより意外と家づくり楽しいですよ。

家づくり楽しい!

同じように悩んでいる方の参考になれれば嬉しいです。

それでは皆さん、いい家つくりましょう!

▶ 家づくりで何から始めればいいか分からない人は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

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