ASDの子が受け入れたグッズ6選|感覚過敏・こだわり強めでも使えた

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せっかく買ったのに、全部拒否される

すぐ壊される
触ってすらくれない

ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんを育てていると、こんな経験をくり返していませんか?

実際我が家の長男もまさにこの状況で、試した物の数は計り知れません。

その中で受け入れた物は、本当にほんの一部です。

この記事では、そんな特性のある息子が実際に使えたグッズを6つ紹介したいと思います。

なぜ受け入れられたのか実感と感覚特性の関係も含めて解説していきます。

同じように悩んでいるご家庭の試行錯誤が、少しでも減れば嬉しいです。

ノートくん

全部、息子が実際に使っているものだよ!

しおりちゃん

あくまで我が家の実体験だけど、ぜひ参考にしてみてね

この記事でわかること
  • ASD・感覚過敏のある息子が実際に受け入れてくれた6つのグッズ
  • 受け入れやすさ・安全性など4軸での実体験評価
  • グッズ選びで失敗を減らすために意識するようになった3つのこと
この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

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ノートくん
-3児の父で会社員-

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
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暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

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目次

おすすめグッズが役立つのはどんな子ども?

この記事で紹介するグッズは、次のような特性があるお子さんには特に参考になると思います。

  • 感覚過敏
    ⇒身に付ける物や触れる物を選ぶ
  • 噛み癖
    ⇒すぐ口に物を入れてしまう
  • こだわりが強い
    ⇒新しい物を受け入れるまでに時間がかかる
  • 要求が伝わらない
    ⇒言葉でのコミュニケーションが難しい
  • 不安定になる
    ⇒癇癪やパニックが起きやすい

我が家の長男は、ASD(自閉スペクトラム症)と重度知的障害の診断を受けています。

現在、特別支援学校に通う小学1年生の男の子です。

3人の子どもの自己紹介イラスト

今回は、そんな個性いっぱいの長男が実際に受け入れたものをそれぞれ紹介していきますね。

ASDの息子が実際に受け入れたグッズ6選|評価の基準

おすすめのグッズには、次の4つの軸で5段階評価を実施しています。

評価軸評価内容
受け入れやすさ拒否せずに使い始めるまでの容易さ
扱いやすさ子どもが自分で使いやすいか
安全性誤飲やケガなどのリスクの低さ
耐久性噛む・投げるなどの扱いに耐えられるか

※先ほど紹介した長男の場合で評価しています。お子様の特性によっては、合う・合わないが異なる可能性があります。

①噛み癖・口への刺激が強い子に|感覚咀嚼チューブ

感覚遊びが好きな息子は、常に何かを口に入れたがります。

兄弟たちのおもちゃを噛んで壊してしまうこともしばしば…

感覚咀嚼チューブを導入してからは、こちらを噛むようになり、他のおもちゃへの被害が大きく減りました。

もともとは赤ちゃん用歯固めを使用していたのですが、強度の問題ですぐ壊れてしまいました。

感覚咀嚼チューブは頑丈なつくりなので、小学生の息子が強く噛んでも簡単に壊されなかった唯一の歯固めです。

なぜ受け入れやすいのか

ASDの子どもには、「口に刺激を求める(口腔感覚探求)」の特性がある場合があります。

我が家の長男もまさに該当していて、噛むことで気持ちを落ち着かせることが出来るみたいです。

そのような欲求に合った形や素材で設計されているチューブは受け入れやすい傾向があります。

使用実感

  • 強く噛んでも壊れにくい
  • 不安定なときの落ち着きに役立った
  • 他のおもちゃへの被害が減った

こんな子は特におすすめ

  • 噛み癖がある
  • 癇癪が出やすい
  • 口腔感覚への刺激を好む

注意点

強度は高いですが、完全に壊れないわけではありません。

少しずつ劣化するので、我が家では壊れかけ部分を切り落として使っています。

しかし、小さくなりすぎると誤飲のリスクがあります。

そういう時は、割り切って処分して新品に替えましょう。

また癇癪やパニックについては、グッズだけでなく環境作りも重要です。

息子が落ち着ける設備を求めて、家づくりでクールダウンルームを設計しました。

内容が気になる方は、詳しく記事にまとめていますので参考にしてみてください。

②上履きを嫌がる感覚過敏の子に|イフミーの上履き

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感覚過敏などもあり、シューズに限らず服や靴下など身につけるものが基本的に苦手な息子。

普通の靴はなんとか履けるようになったのですが、上履きはどうにもいかなくて…

切り替えが苦手なので、下足から上履きに履き替えるという行為そのものが難しいのだと思います。

色々試してやっと出会ったのが、イフミーの上履き(バレエシューズタイプ)です。

特別支援学校に通っている現在も愛用しています。

なぜ受け入れやすいのか

感覚過敏のある子が上履きを嫌がる場合、締め付けや素材の感触などが考えられます。

そのため、柔らかい素材で脱ぎ履きのしやすい構造や高い通気性が揃うと受け入れやすくなる傾向があります。

イフミーの上履きはこれらの条件が整っているため、息子の場合も拒否なく履いてくれるようになりました。

使用実感

  • ベルト調節でサイズを細かく合わせられる
  • メッシュ素材のため通気性が高く、長時間履いても嫌がらない
  • 通気性がいいので、汚れても洗ってすぐ乾く

こんな子は特におすすめ

  • 感覚過敏がある
  • 身に付けるのが苦手
  • 上履きを嫌がる
  • よく汚してしまう

注意点

通っている幼稚園や学校で上履きが指定されている場合もあります。

購入前に担任の先生などに確認しておくことをおすすめします。

③こぼす・落ち着いて飲めない子に|リッチェルのストローマグ

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コップを置いておくと、すぐにひっくり返して遊んでしまう息子。

そのため、目を離すと大惨事になりかねません。

そうはいっても、言葉によるコミュニケーションが苦手なので、のどが渇いても自分でうまく伝えることも難しい…

ストローマグなら机に置いておくだけで自分の好きなタイミングで水分補給できるので安心です。

本当に我が家の必須アイテムです。

なぜ受け入れやすいのか

座って落ち着いて飲むという行為自体が、そもそも難しいんですよね。

同じようなお子さんには、動きながらでも飲めるストローマグが合いやすいです。

こぼれる心配がないので、親がいなくても水分補給が完結します。

また、「自分でできる」といった体験の積み重ねにも繋がります。

使用実感

  • 持ちやすい取っ手で安定感がある
  • 外観が透明なので残量が一目で分かる
  • パーツはバラ売りされているため、部品だけ交換できて経済的

こんな子は特におすすめ

  • 落ち着いて飲むことができない
  • 物を投げたりする癖がある
  • 自分の要求を伝えることが難しい

注意点

プラスチック製のため、角へ強い衝撃があると割れることがあります。

我が家でも1回割れた経験があり、現在は2代目です。

④手持ち無沙汰・感覚遊びが好きな子に|くっつけて遊べるハンドスピナー

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普通のおもちゃは息子には少し複雑で、なかなか受け入れてもらえませんでした。

そんな中で息子が受け入れてくれたおもちゃの一つがハンドスピナーです。

いい意味で単純な動きや直感的な操作が可能で、息子のような障害があっても楽しく遊べます。

なぜ受け入れやすいのか

同じ動きや感触が繰り返されるおもちゃは、感覚刺激を求める特性がある子にとって心地いいのでしょうね。

結果として、本人の落ち着きに繋がりやすいのだと思います。

また、操作自体がシンプルなので自分でできる達成感も得やすいのか、自発的に遊び続けてくれる傾向があります。

使用実感

  • 浴室や冷蔵庫など吸盤で貼り付けて至る所に設置できる
  • 手で回して繰り返し遊ぶことができる
  • 複雑な操作が苦手でも直観的に遊べる

こんな子は特におすすめ

  • 同じ動きを繰り返すのが好き
  • 視覚刺激を好む
  • 手遊びが止まらない

注意点

噛み癖がある子どもは、吸盤から落ちると噛んで壊すかもしれません。

実際に我が家でも、噛んで壊してしまったことがあります。

同じような特性がある子には、噛み癖対策グッズと併用をおすすめします。

⑤感触で楽しんでストレス解消した子に|プッシュポップ

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ストレス解消になるらしく、大人でも気付けば夢中になってプチプチしてしまいます。

感覚遊びが好きな息子にとって、この触り心地は癖になるのかもしれません。

直観的に遊べるだけでなく、素材がシリコンなので折ったり曲げたりしても壊れないところも大きなポイントです。

なぜ受け入れやすいのか

シリコン素材の触り心地と、ポコッというリズミカルな音の刺激が感覚遊びを好む息子に合いやすいんだと思います。

折ったり曲げても壊れない素材で、力加減が難しいお子さんでも安心して使えます。

シンプルな操作で「自分でできる」ため、自発的に遊び始めてくれる点も我が家では助かっています。

使用実感

  • プッシュだけでなく、折ったり曲げたりしても壊れない
  • 軽量でコンパクトなので外出時のお供にもぴったり
  • 触り心地がいいので、長く集中してくれる

こんな子は特におすすめ

  • 落ち着きがない子
  • 手持ち無沙汰な子
  • 感覚遊びが好きな子

注意点

口に入れても大丈夫ですが、噛み癖がある子は壊してしまうかもしれません。

誤飲に注意しながら、噛み癖対策グッズとの併用をおすすめします。

⑥音楽で気持ちを切り替えたい子に|うたとなきごえ かわいいどうぶつえほん

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難しい操作が苦手な息子もボタン1つで音が鳴るので楽しく遊べます。

特別支援学校の同級生たちを見ていても思うのですが、同じような障害を抱える子たちは比較的に音楽が好きな子が多いように思います。

音がなる部分を耳に近づけて、嫌なことがあってもこれを聞けばご機嫌になります。

音楽の力は偉大ですね。息子、これ大好きです。

なぜ受け入れやすいのか

特定の音やリズムに強く引き付けられるので、音楽が気持ちの切り替えに繋がるのだと思います。

ボタン1つというシンプルな操作が、成功体験に繋がるので自発的に使いやすい点も受け入れられた要因だと考えています。

使用実感

  • ボタン1つでうたや鳴き声が鳴る
  • 耳元に近づけて音を聞いて楽しむ
  • 嫌なことがあっても気持ちを切り替えられる

こんな子は特におすすめ

  • 音楽が好き
  • 難しい操作が苦手
  • 気持ちの切り替えが苦手

注意点

噛み癖がある子は注意が必要です。

我が家は絵本部分は全てボロボロにされ、最終的に音のなる部分だけ残ってます(笑)

耐久性の評価が低いのは、そのためです。

ノートくん

壊れやすい部分と丈夫な部分を知ったうえで使えば長く活躍するよ

しおりちゃん

他のグッズとの組み合わせも、ぜひ試してみてね!

※この記事で紹介しているグッズの効果や安全性は、お子様の特性や使い方により異なります。ご購入やご使用の判断については、必ず保護者の方で確認していただくようお願いいたします。

まとめ|ASD児のグッズ選びで大切にしたい3つの基準

ASD(自閉スペクトラム症)の子どもにとって、「合うかどうか」は実際に試してみないと分からないことがほとんどです。

良いと聞いた物が全くダメだったり、逆に何気なく試した物が手放せなくなったりなど予想外の連続でした。

そんな試行錯誤の経験から、グッズ選びで意識するようになったことが3つあります。

  • 操作がシンプルかどうか
    ボタン1つや回すだけなど、直観的な操作で使えるか確認しましょう。複雑な使い方が必要なものは、どんなに良い商品でも受け入れてもらいにくいことが多いです。
  • 心地よい感覚刺激に合っているか
    触り心地や素材感など、子どもが好む感覚刺激の傾向を把握しておくと選びやすくなります。「噛む刺激が好き」「音に反応する」「締め付けが嫌い」など、一つひとつ整理してみるのがおすすめです。
  • 安全性と耐久性の確認
    障害のある子どもは、本来の目的と違う想定外の使い方をすることがあります。誤飲リスクや素材の安全性を確認したうえで選ぶようにしましょう。

この記事では、そんな息子が受け入れた物を記録として残すと同時に、同じ悩みを持つご家庭が選択肢を知るための一覧として作成しています。

今後も生活の変化や成長に合わせて、新たに「使えた」と感じた物があれば随時追加していきます。

すべての子に合うとは限りませんが、皆さんの試行錯誤を少しでも減らす手助けになれば嬉しいです。

筆者プロフィール

最後に少しだけ、私のことを紹介させてください。

障害児を含む、3人の子どもを育てる父親です。

長男にはASD(自閉スペクトラム症)や重度知的障害の診断があり、日々思考錯誤しながら育児をしています。

賃貸での騒音トラブルをきっかけに注文住宅の家づくりを進めています。

一般的な設計だけではなく、障害児家庭ならではの間取りや住まいの工夫についてもこのブログで発信しています。

興味のある方は、ぜひ我が家の経験を参考にしてみてください。

▶癇癪など環境面でのアプローチが気になる方へ

▶障害児家庭の住まいの考え方に興味のある方へ

▶家づくりで何から始めればいいか分からない方へ

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