しおりちゃん太陽光パネル気になるけど高そうだよね
ノートくん実は無料でつける方法もあるよ
我が家は太陽光パネルを実質0円で設置し、売電ではなく自家消費で電気代を下げる選択をしました。
採用したのはLIXILの「建て得」という仕組みです。
建て得の詳細や最新情報は、公式サイトでご確認ください。
太陽光パネルを初期費用0円で設置できる「建て得」は、売電収入を得られない代わりに発電した電気を自家消費する仕組みです。
そのため、昼間に在宅時間が長かったり電気使用量が多い家庭にはかなり相性がいいと思います。
一方で、共働きで昼間ほとんど家にいない家庭には向かない可能性もあります。
この記事では、我が家が実際に「建て得」を選んだ理由と、そのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
- 建て得とはどんな仕組みか
- 売電ではなく自家消費を選んだ理由
- 障害児家庭が固定費にこだわる理由
太陽光パネルが気になる方の参考になれば嬉しいです。

ノートくん
-3児の父で会社員–
障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。
▶まずはこちら【原点と心の記録】

ノートくん
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太陽光パネルの初期費用が「0円」になる仕組み
建て得は、一定期間の発電した電気の権利を事業者に渡すことで設置費用を負担してもらう仕組みです。
太陽光パネルで発電した電気は、まずは自家消費をします。
そして自家消費を超えて発電している場合は、通常であればオーナー自身が電力会社に売ることで売電収入を得られます。
しかしこの建て得では、余剰電力をLIXIL TEPCO スマートパートナーズの収入とすることで無料で太陽光パネルを設置できる仕組みということです。

また余剰売電については、当初15年間LIXIL TEPCO スマートパートナーズの収入となりますが、それ以降はオーナー自身の収入になります。
※余剰売電期間は我が家の例です。時期や契約内容により異なる可能性があるので、詳しくは公式サイトを参考にしてください。
つまり完全無料ではなく、一定期間の売電収入を手放す代わりに初期費用を「0円」にする形になります。
LIXIL「建て得」のメリット・デメリット
我が家が感じたメリット、デメリットを紹介します。
ノートくん大事なのは、家庭状況を含めて判断することだよ
建て得のメリット
しおりちゃんまずは大事なメリットから
- 太陽光パネルを初期費用なしで設置できる
- 昼は電気代を大きく減らせる
- 夜や災害は蓄電池で備えられる
- 住宅ローンの負担を増やさず導入できる
建て得のデメリット
しおりちゃん残念ながらデメリットもあるよ
- 売電収入は得られない
- 昼間に家にいない家庭は注意
- サービス条件に注意が必要
- 将来的なメンテナンス費用や処分費用も考える必要がある
太陽光パネルの寿命・メンテナンス・処分費用は?
太陽光パネルは、設置して終わりではありません。
将来的に発生するであろう問題に備える必要もあります。
- 発電効率の低下
- パワコン交換
- メンテナンス費用
- 将来的な処分費用
時間の経過とともに性能が劣化していくため、どうしてもメンテナンスなどの費用がかかってしまいます。
太陽光パネルの寿命は、法定耐用年数(17年)よりも長い20年~30年程度と言われています。
設備である以上は、永久に使えるわけではありません。
そのため我が家では、太陽光パネルの設置で絶対に得をするとは思っていません。
ただ、今後10数年の子育て期に固定費を抑えたい我が家にとっては、検討する価値のある選択肢だと判断しました。
一方で、少しでも長く使用していくためには、こまめなメンテナンスも重要になってきます。
太陽光パネルの寿命やメンテナンスについて詳しく知りたい方は、こちらのサイトで詳しく解説されていますので参考にしてみてください。
また、寿命を迎えた太陽光パネルの将来的な処分の方法や費用についても気になりますよね。
方法としては、リサイクルや産業廃棄物として処理するなどがあります。
もちろん、まだ使用できる状態であれば中古買取などを視野に入れてもいいかもしれませんね。
処分方法やかかる費用が気になる方は、詳しく解説されているサイトを見つけたので参考にしてみてください。
将来的なことになると、制度やリサイクルの仕組みなどが今後どう変わるかは分からない部分があります。
そのため我が家では、「絶対に得をする設備」という風には捉えていません。
あくまで「子育て期(今後10数年)の固定費を抑えるための選択肢」として考えました。
似たような家庭があれば選択肢の一つとして参考にしてください。
将来のコストや制度変更も含めて、各家庭で慎重に判断することが大切だと思います。
固定費を抑える工夫|きっかけはガス代への疑問だった
太陽光を真剣に考え始めたのは、光熱費の見直しがきっかけでした。
気づいたんですが、ガスって使っていなくても基本料金がかかりますよね。
ガスをやめてオール電化にすれば、
光熱費を電気と水道の2種類に絞れる
このように考え始めて、さらに2つに絞った光熱費をできる限り抑える方法を考えました。
今の家賃ベースで住宅ローンを組むのは危険
固定費で見落とせない大きな支出には、住居費がありますよね。
※ここでいう住居費は、賃貸の場合は家賃、持ち家の場合は住宅ローンを想定します。
今の家賃と同じ額で、
自分の家が持てますよ~
こういう言葉よく聞きませんか?
ですが私は、「住宅ローン」=「今の家賃」と同じ金額という考え方は危険だと思っています。
賃貸と違い、自分の家となると住宅ローン以外にも必ずかかる費用がありますよね。
- 固定資産税
- 修繕用のお金
- 将来の設備交換費用
我が家では、これらの費用を住宅ローン以外で月々プラス3万円として検討しました。
※各家庭により必要な費用は異なります。
住宅ローンをどれくらい借りればいいか気になる方は、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
固定費全体で考える工夫
そうなると、月々の支払が今の家賃より3万円程度安い住宅ローンを組まなければなりません。
昨今の物価上昇や金利上昇を考慮すると、これはかなりハードルが高いです。
しかし我が家では、自分の家が必要な理由がありました。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので気になる方は、合わせて読んでみてください。
必要な費用を捻出できないか
頭を悩ませた末にたどり着いたのが「固定費全体で抑える」という考え方でした。
- 賃貸の場合
住居費(家賃)+光熱費 - 持ち家の場合
住居費(住宅ローン+各種費用)+光熱費
賃貸と持ち家にかかる費用を一致させるため、ガス代を無くし電気代を浮かせる。

住宅にかかる費用は、持ち家の方が多くなりますが光熱費を抑えることで全体の固定費を一緒にする考えです。
そしてこの考え方の核となるのが、電気代を浮かせる工夫である太陽光パネルの導入となります。
太陽光パネルは住宅の一部|住宅ローンを味方につける発想
先ほどの章でも触れましたが、最近の金利は引き上げ傾向にあります。
一方で、住宅ローンは他のローンと比較してまだまだ低金利で魅力的な商品です。
そして太陽光パネルや蓄電池は、もちろん住宅ローンの対象になります。
使用用途が限定的な住宅ローンに、これらの設備がしっかりと組み込めるのは大きなポイントではないでしょうか。
しかし月々の固定費を抑えることだけ考えて住宅ローンで設備費用を賄うのは、問題の先送りに見えるかもしれません。
でもこれから10数年後、子どもの成長に合わせて教育費などの支出が膨らんでいく…
これらを踏まえて、毎月の固定費を抑えられるのはかなり合理的だと判断しました。
例:太陽光設備を住宅ローンに組み込んだ際の月々の費用
【導入設備】
・建て得で太陽光パネルを設置
・蓄電池は自費で設置
【シミュレーション前提条件】
・蓄電池費用は約300万円
・借入期間40年の変動金利0.8%
この条件で計算すると月々の支払いは約7,000円前後となります。
蓄電池の値段はこちらを参考にしています。
建て得でんち|LIXIL TEPCO スマートパートナーズ
※あくまで目安です。使用するサービスや金利・借入期間などで金額は変動するので必ずご自身でご確認して最終判断してください。
ノートくんあなたの家庭の電気代と比較してどうかな
また、我が家には障害のある息子がいるため普通の家庭よりもお金がかかることが予想されます。
- 療育にかかるお金
- 教育にかかるお金
- 福祉サービスにかかるお金
一番お金がかかる時期の支出を抑えておく
この考え方が、太陽光パネル導入の出発点でした。
建て得でんちとは?|仕組みと我が家の考え方
太陽光パネルは非常に素晴らしい設備なのですが、発電しているとき以外は電気を買う必要がある点がデメリットです。
このまま、太陽光パネルを設置しても余剰電力は売電されてしまうだけです。
そこで重要になってくるのが、余剰電力を売電しない仕組みです。
自家消費しきれない分の電力を蓄えることができないか…
そこでたどり着いたのが蓄電池です。

しおりちゃんでも結構、お金かかるんでしょ
やっぱり費用は、気になりますよね。
当然、普通に太陽光パネル+蓄電池となるとそれなりの費用がかかります。
そこで知ったのが「建て得でんち」です。
「建て得でんち」なら蓄電池の設備費用と設置費用だけで、太陽光パネルを実質0円で設置できて蓄電池と併用することができます。
電気代をゼロにするためには自家消費が重要
よく聞く太陽光パネルの無料設置サービスは、「10〜15年後にパネルが自分のものになる代わりに、電気を安く買い取ってもらう」という仕組みです。
でもこれでは電気代が少し安くなるだけですよね。
私の目的は、あくまで電気代を限りなく自家発電による消費内に抑えることです。
「建て得でんち」だと売電収入は入りません。
しかし一方で、売電収入はそれほど重要なのでしょうか。
ノートくん売電単価は思ったより高くないかもしれない
ノートくんそれより電気代がかからない状態が理想だ!
一般的に電気を買う「買電単価」より電気を売る「売電単価」は安く設定されています。
そうなると安い売電収入でプラスを出すより、今かかっている電気代をゼロに近づけることの方が理想的でした。
ノートくんこれぞまさに自給自足
夜間はどうする?|建て得「でんち」の部分が決め手
太陽光パネルは、夜間に発電できません。
そのため、日中は発電できていても夜の電気は電力会社から買う必要があります。

そこで「でんち(蓄電池)」の出番です。
蓄電池本体の費用は必要ですが、太陽光と組み合わせることで夜も蓄電池の電気を使用できます。
さらに災害時の停電などバックアップとしても使えるのは、かなり心強いオマケでした。
しおりちゃんこれ結構大事だよね
このように電池容量分であれば、発電した電気を蓄えることができます。
発電できない夜間や停電時などに電気が使えるのは心強いですよ。
容量はどれくらい必要?|5人家族の設備を紹介
最終的に我が家は、10.5kWの太陽光パネルと9.6kWhの蓄電池を導入しました。
太陽光パネル:10.5kW
一般的な住宅用は4〜6kW程度と言われています。
我が家は大きめの容量です。
ちなみに今の賃貸に付いているパネルは2kWで、それでも月々約15,000円ほど電気代の削減効果があります。
太陽光パネル容量について分かりやすくまとめられている記事があったので参考にしてください。
蓄電池:9.6kWh
今の賃貸での1日の消費電力は約20〜25kWh。
単純計算ですが、半分程度を蓄電池でまかなえれば電気代を限りなくゼロに近づけられると考えています。
一般的に1日の使用量は10〜12kWhと言われていますが、我が家は子どもが多く在宅時間も長いため多めです。
一般的な数値はあくまで目安で、地域・季節・家族構成によって大きく変わります。
我が家では家庭事情もあり、一般的な家庭より多くの電気を使用しています。
電気代の工夫は家計改善の重要なポイントでした。
- 昼 → 太陽光の電気を使用
- 夜 → 蓄電池の電気を使用
電力会社から買う電気をできるだけゼロに近づけるという考え方です。
全員に合うわけではない|家にいる時間が長い家庭はおすすめ
正直に言うと、この仕組みが全員に向いているとは思っていません。
共働きで昼間に家をあけている家庭は、発電した電気を使いきれず蓄電池に貯めることも難しいかもしれません。
でも我が家は違います。
障害のある息子のことも考え、妻は日中ほぼ家にいます。
介護と育児が重なる毎日の中で、時短家電などの電化製品を使う場面も多いです。
昼間に発電した電気をそのまま使える環境が整っていたからこそ、このサービスのメリットを最大限に受けられると判断しました。
デメリットよりメリットが上回っていた
このように日中は家にいて電気をよく使う家庭では、とてもおすすめな選択肢です。
ノートくん売電収入はないから、発電した電気なるべく使った方がいいよ
「未来」に備え「今」の固定費を抑えるという選択
太陽光も蓄電池も、完全に得かどうかは未来にならないと分かりませんよね。
電気代だけではなく、制度や補助金
これらが将来どうなるかは誰にも分かりません。
「未来」は誰にも分からないからこそ「今」の選択がとても重要です。
子育て期の支出の重さは今この瞬間にかかっている
ノートくん家計が苦しい時期を補う選択をしたよ
「今の家計を少しでも楽にする」という判断は、我が家には合っていると感じています。
それに過信しすぎも危険ですが、年齢から考えると将来的に収入が上がる可能性は十分あります。
だからこそ「今」の固定費を抑えて「未来」に備えることには意味があると思っています。
まとめ|子育て期の固定費を抑える
我が家は、LIXILの「建て得でんち」を採用しました。
- 太陽光パネル10.5kW+蓄電池9.6kWh
- 太陽光パネルの初期費用実質0円
- 売電はないため、自家消費で電気代を削減
出発点はガス代への疑問と、住宅ローン以外にかかる固定費への危機感です。
障害のある息子を含む3人の子育て期に、固定費をできるだけ抑えておく。
そのための合理的な選択として、この仕組みにたどり着きました。
太陽光パネルの設置は、家庭によって考え方が違います。
我が家の判断が、家づくりを検討している方の参考になれば嬉しいです。
それでは皆さん、いい家つくりましょう!
▶ 家づくりで何から始めればいいか分からない人は、こちらも合わせて読んでみてください。




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