特別支援学校って、実際どんな場所なんだろう?
- うちの子は馴染めるのか
- 他の子はどんな様子なのか
- 親としてやっていけるのか
入学前は、こうした不安がありました。
そして迎えた入学式。
そこは、親も子も安心できる場所でした
この記事では、実際に特別支援学校の入学式に参加して感じたリアルな体験を親の視点でまとめます。
- 特別支援学校の入学式の実際の様子
- 親として感じたリアルな不安と安心
- 障害のある子どもたちの自然な姿
- 学校の対応や環境について
- 入学式で気づいたクールダウンスペースの話
同じように不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

ノートくん
-3児の父で会社員–
障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。
▶まずはこちら【原点と心の記録】

ノートくん
-3児の父で会社員-
障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
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入学前に感じていた不安|多動の息子と迎える入学式

入学前は不安だらけでした。
- 落ち着いて参加できるのか
- 周りに迷惑をかけないか
- 他の子と比べてしまわないか
実際、幼稚園の卒園式もじっとしていることが出来ませんでした。
まあ無事に卒園は出来ましたが、ヒヤヒヤしたのも事実です。
卒園式の様子は「発達障害の子は幼稚園に通える?公立幼稚園と加配の先生で過ごした2年間と卒園式」で詳しくまとめています。
特に我が家は、多動の特性があるためじっとしていることが苦手です。
入学式のような場はかなりハードルが高いと感じていました。
ノートくん大丈夫かな…
そんな気持ちを抱えたまま当日を迎えました。
迎えた入学式|特別支援学校は「安心できる場所」
いざ入学式が始まってみると、いい意味で驚きました。
- 席を離れて歩き回る子
- 大声を出す子
- 色んなものを触ってしまう子
いわゆる「落ち着いて参加する入学式」とは、少し違う空間でした。
でもそれが、とても自然に感じたんです。
しおりちゃんうちの子に、そっくり
ノートくんもーわかる、わかる…
気にしなくてもいいよ
うちの子だけじゃなかった
この安心感は、想像以上に大きいものでした。
無理に抑えつけるのではなく、その子の特性として受け入れられている空気がありました。
特別支援学校の入学式の流れ(簡単まとめ)
特別支援学校といっても入学式の流れ自体は、一般的な小学校と変わりません。
ただし「子どもたちの過ごし方」が大きく違うと感じました。
- 新入生入場~開式
- 校長先生・来賓の挨拶
- 国歌・校歌斉唱
- 教室に戻って記念撮影
- 終了後の案内(バス・給食など)
入場|ここですでに普通と違う
体育館の扉が開き、音楽とともに入場が始まります。
この時点で、すでに奇声や癇癪の声が聞こえてきました。
ノートくん大丈夫かな
そう思いましたが同時に「うちだけじゃない」という安心感もありました。
入場中も動き回る子がいましたが、先生が自然にサポートしていて無理に抑えつける様子はありません。
そのおかげで、親としても落ち着いて我が子の姿をみることができました。
式の進行|流れは同じ、中身は違う
式の進行自体は一般的な入学式と同じです。
- 校長先生の話
- 来賓の祝辞
- 校歌・国歌の斉唱
ただし大きく違うのは、子どもたちの過ごし方です。
大声を出したり、
席を離れたり、
こういった姿が見られました。
自由すぎじゃない?
そう思うかもしれませんが、勘違いして欲しくないのは放置しているわけではありません。
離席した子には、先生が優しく声をかけて席へ案内します。
ただし、無理に座らせることはしません。
強制するのではなく、あくまで本人のペースに合わせながら式に参加できるようにサポートします。
この関わり方は、個人的にとても印象に残りました。
終了後|個別対応が徹底されている
式の終了後は、各種手続きについての説明会がありました。
個別のヒアリングをしてくれる点については、支援学校の手厚さを再認識しました。
- 苦手なこと
- 注意が必要な場面
- 家庭での様子
これらを一人ひとり丁寧に確認してくれました。
その間、子どもたちは教室で先生が見てくれていたため、安心して話を聞くことができました。
特別支援学校は「一人ひとりに合わせる」|不安を解消する対応

もう一つ印象的だったのは、学校側の対応です。
私の幼い頃の記憶だと、小学校などの集団生活を送る場所では、みんなと合わせることが一般的でした。
それが特別支援学校では、一人ひとりに配慮してくれます。
例えば、通学バスについて。
入学式でも歩き回ってしまうほど、落ち着きのない息子です。当然、自宅の車でも普段から大人しくできません。
通学バスは、不安要素の一つでした。
しかし、入学式の後に通学バスについて一人ひとり個別に打ち合わせがありました。
- どんな対応が必要か
- 苦手なことは何か
- どんなことにこだわりがあるか
こういったことを、改めてしっかり確認してくれました。
「全体に合わせる」のではなく「一人ひとりに合わせる」という姿勢を感じた出来事の一つです。
ノートくんここなら安心して預けられる
教室横の「クールダウンスペース」は設備ではなく必要な仕組み

入学式の後、教室で息子の様子を見ているときに気づいたことがあります。
各教室の横に、2〜3畳ほどの小さなスペースが設けられていました。
ノートくんこの部屋はなんだろう?
そう思い、担任の先生に聞いてみました。
クールダウンするためのスペースですよ
このスペースは、児童が気持ちを落ち着かせるための「クールダウンスペース」でした。
- 癇癪が起きたとき
- 気持ちが不安定なとき
- 刺激が強すぎたとき
そういった場面で、一度落ち着くための場所として使われるそうです。
実は、我が家も家づくりの中でクールダウンスペースを取り入れることを検討しています。
ノートくんやっぱり必要なんだ
福祉の現場や、実際に子どもたちと向き合っている学校で採用されているという事実。
これは単なるアイデアではなく「実際に必要とされている仕組み」だと確信しました。
クールダウンスペースについては「癇癪・パニック対策に「3畳クールダウンルーム」|障害児家庭の家づくり実例」で詳しく紹介しています。
よかったら合わせて読んでみてください。
特別支援学校を選ぶ前に感じた4つの不安
入学式に参加して安心感を得た一方で、それまではずっと迷っていました。
普通学級・特別支援学級・特別支援学校と3つの選択肢の中から特別支援学校を選ぶことは果たして正解なのか?
同じように悩んでいる方のために、我が家が実際に感じていた不安を4つ正直に書きます。
しおりちゃんこの選択で本当にいいのかな?
不安① 普通学級との違いへの不安|将来の選択肢が狭くなる?
一番大きかったのはこの不安でした。
ノートくん将来の選択肢が狭くならないかな?
しおりちゃんもしかしたら成長するんじゃないの?
こういった気持ちは正直ありました。
しかし考えていく中で、
環境が合っていない状態で過ごす方が、成長の機会を失う可能性がある
と感じるようになりました。
これは実際に、普通学級と支援学級を見学して気づいた視点です。
大事なのは「どこに行くか」ではなく「その子が安心して過ごせる環境かどうか」だと今は感じています。
不安② 子どもが環境に馴染めるか|浮いてしまわないか
次に不安だったのは息子の特性と周囲の環境です。
ノートくんうちの子だけ浮いてしまわないかな
しおりちゃん幼稚園では他の子とかなり違ってたよ
入学前はこのような不安がありました。
しかし入学式でその気持ちが杞憂であったことに気づきます。
- 席を離れて歩き回る子
- 大声を出す子
- 色んなものを触ってしまう子
それはまさに我が子と同じ姿でした。
そんな状況でも、無理に子どもを座らせることなく温かく見守ってくれています。時には癇癪を起す子もいますが、サッとクールダウンスペースへ連れていき落ち着くのを待っています。
離席しても無理に座らそうとせず、ましてや式中に別室なんて…
これまでの自分の人生では、考えられないことばかりです。
驚きの連続と共に、いかに自分が固定概念に縛られているかを痛感させられました。
無理に合わせる環境ではなく、
その子一人ひとりに合わせてくれる環境
これが特別支援学校の大きな価値だと感じました。
不安③ 周囲の目が気になる|特別支援=かわいそう?
ノートくん特別支援学校ってどんな風に思われるんだろう?
正直に言うと、このような気持ちもありました。
普通学級ではないというだけで、どこか引け目のようなものを感じていたのも事実です。
いつも周りばかり。
本当、情けないですね。
ただ、実際にその場に行ってみて気持ちが変わりました。
周りの目なんかより、
子どもの安心の方が圧倒的に大事
そりゃあ、普通と一緒が楽ですよ。
受け入れることは簡単ではありません。
でも、誰かの評価よりも家族がどう感じるかの方が重要だと考えが変わりました。
不安④ 親としての判断への不安|この選択でよかったのか
最後に残るのが、
この選択は正しかったのか
という不安です。
これは正直、完全に消えることはありません。
ただ入学式を通して、少なくとも今回の選択が間違いではなかったと感じています。
完璧な選択でなくてもいい
その時点で、子どもにとって最善だと思える選択をしてください。
これからもこの気持ちは大事にしていきますし、それが親としてできることだと思っています。
特別支援学校の入学式で感じた3つの安心感

入学式を経て、安心できた理由をあらためて整理します。
① うちの子だけじゃないという安心感
同じような特性を持つ子どもたちが自然に過ごしている空間で「うちの子だけが大変なわけじゃない」と感じられました。
孤独を感じることが多かった障害児育児で、少し気持ちが救われた瞬間です。
② 一人ひとりに寄り添う対応
事前確認や当日の対応を通じて、個別に合わせてくれる姿勢が伝わりました。
「全体に合わせてください」ではなく一人ひとりに対して「どう対応すればいいか教えてください」というスタンスが印象的でした。
③ 環境として整えられている仕組み
クールダウンスペースのように、子どもの特性を前提として設計されている環境がありました。
これは「障害を受け入れている」ということの証だと感じました。
私に少し欠落していた視点です。
なかなか簡単ではありませんが、少しづつ受け入れてこの子のために前を向くように努力しています。
特別支援学校に迷っている方へ

入学前に不安なのは当たり前だと思います。
でも実際に行ってみると、
ここなら大丈夫かもしれない
そう思える瞬間がありました。
もし迷っているなら、一度見学してみてください。
実際の空気感は、行ってみないと分からない部分が大きいです。
支援学級なども含めて見学をして最終的に特別支援学校を選択するまでの記録は「家族を守りたいだけだった|原点と心の記録」で詳しくまとめています。よかったら読んでみてください。
パンフレットや検索だけでは伝わらない「場の雰囲気」が、一番の判断材料になると思います。
先入観や固定概念だけで進学先を選ぶと後悔するかもしれませんよ。
あくまで個人の意見ですが、ぜひ参考にしてみてください。
よくある疑問に答えます

まとめ|「安心できる場所かどうか」がすべて
子どもが安心して過ごせる場所かどうか
特別支援学校の入学式に参加して、改めて感じたことです。
- うちの子だけじゃないという安心感
- 一人ひとりに寄り添う対応
- クールダウンスペースのような整えられた環境
どれも実際に見て感じたからこそ分かったことでした。
今回の経験を通して「子どもに合った環境を選ぶこと」の大切さを改めて実感しました。
最後に、私は障害児家庭ならではの悩みから家づくりの記録を発信しています。
障害児家庭だけではなく、小さいお子様がいる家庭でも活かせるような気付きや視点を取り入れています。
子どもが安心して過ごせる空間をどう作るか
私が家づくりの過程で感じたことや工夫したポイントなどを発信しています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
▶家づくりを考え始めたきっかけはこちら

▶障害児家庭で家が必要になる理由はこちら

▶家づくりのすべての記録はこちら



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