新築の基礎工事が小さく見える理由|「逆基礎マジック」を体験した話

基礎工事のアイキャッチ画像

あれ、なんか狭くない?

新築の現場を見に行く度に頭をよぎる言葉です。

基礎工事が始まり、いよいよ土地の上に物が出来上がっていきます。

ワクワクしている一方で、自分の家を基礎の状態で見ると何故か狭く感じます。

我が家は、お世辞にも広いと言えるリビングではないかもしれません。

それでも担当者から提示された図面では、今の賃貸よりは広いはず。

でも土地を目の前にすると、果たして本当にあの間取りがここに収まるのか?

そんな不安があったのも事実です。

基礎マジック

調べてみるとこのような言葉が出てきました。

どうやら私の感覚は、一般的にも広く認知されているようです。

簡単に言うと、基礎の段階では家が小さく見えるという多くの施主が経験する自然な現象です。

しかし私の場合、この「基礎マジック」という言葉を知らなかったにも関わらず大きな不安を抱えることはありませんでした。

この記事では、注文住宅の施主として基礎工事中に感じた「なんだか狭くない?」という不安と、その不安が私の場合どう変化していったかをまとめます。

この記事でわかること
  • 基礎が小さく見える「基礎マジック」の正体
  • 土地⇒地縄⇒基礎と段階を踏むごとに感じた変化
  • 逆に筆者が基礎工事までに不安を感じたこと
  • 梅雨時期の雨・河川への不安と、現場監督に聞いた本当のところ

憧れのマイホームにワクワクして、足繫く通い詰めたからこそ感じた視点をお伝えします。

これから基礎工事を進める人や絶賛基礎マジック中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

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ノートくん
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まずはこちら【原点と心の記録】

目次

新築工事の基礎が狭く感じても心配いらない

ノートくん

基礎を見て、狭くない?
って感じた人…いますよね?

基礎工事の段階で「思ったより狭い」と感じても、過度に心配する必要はありません。

これは多くの施主が通る「基礎マジック」と呼ばれる現象です。

語源は正直分かりませんが、同じ感覚で調べるとすぐに検索結果に出てきます。

このように単語化されているところを考えると、それくらい多くの人たちが経験してきたという証なのでしょうね。

さて話を戻して…

基礎を見て家が狭く感じる現象は一過性のものらしいです。

立体感が増していくにつれて、家は大きく見えるようになり不安は徐々に解消されるみたいですよ。

そうはいっても、

基礎マジックは誰でも出来る経験ではありません。

せっかくの注文住宅ですし…

案外、味わってみるのも悪くないかもですよ(笑)

冗談はさておき、本題に入ります。

なんと私の場合は、世間一般の基礎マジックで感じるような大きな不安はありませんでした。

振り返ってみて思ったことは、

土地に何度も足を運んだ

ここに意味があったのではないかと思います。

まあこれは、あくまで憶測です。

しおりちゃん

なんだか狭くない?

そう感じたのも事実です。

でも、基礎を見たときに感じたのは不安だけではありませんでした。

むしろ、緩やかな期待感に変わっていったんですよね。

ではなぜ、不安ではなく期待へと昇華できたのか?

今回は、その体験を詳しく解説していきます。

なぜ基礎は小さく見えるのか?|「基礎マジック」の正体

基礎工事の段階では、まだ壁も天井もありません。

基礎工事の写真

このように土地の上に無機質なコンクリートと鋼材があるだけです。

我が家の場合でも、30~40cmくらいでしょうか。

正確に測ったわけではなく体感ですが、高さはせいぜいそんなもんです。

地面に近い高さの構造物しかないため、視覚的に「広さ」を感じにくいんです。

立体物として高さが出てくるにつれて、人は空間を実際の大きさに近い形で認識できるようになるそうです。

これが、多くの施主が経験する基礎の段階では家が狭く感じる現象の正体です。

前章でも触れましたが、基礎段階の「なんだか狭くない?」という印象は一時的な錯覚みたいなものですね。

この基礎マジックは実際に起こるのか。

検索すると、基礎マジックの理論がよく出てきます。

ですが、その多くはビルダー目線の詳しい説明です。

せっかくなので私は、施主目線の基礎マジックについてまとめていきます。

上棟⇒完成と段階を追うごとの私の感覚も記事にしていく予定なので、気になる方はぜひチェックしてください。

しおりちゃん

基礎マジックなんて聞いたことなかった!

ノートくん

みんな同じ感覚で不安に思い、そして調べて、この言葉を知るんだろうね~

むしろ期待感?|私の場合は「逆基礎マジック」だった話

私が土地を見たとき、不安感よりも期待感が多くありました。

ノートくん

なんだか狭くない?

確かに、このように感じたのも事実です。

でも順を追うことで、過度な不安感は払拭されました。

なのでここからは、私自身の体験を段階ごとに振り返ります。

土地を見たとき|本当にこの間取りが入るのか

我が家の1階の間取りは、このようなイメージです。

1階の間取り図
  • 14畳+3畳で体感17畳ほどのリビング
  • ランドリールーム兼脱衣所
  • その他(トイレ、キッチン、玄関など)

リビングを導線としたシンプルな間取りです。

リビング起点の間取りにした理由については別の記事で詳しくまとめています。

気になる方は、ぜひ読んでみてください。

今の賃貸より広くなる予定で、期待していました。

でも実際に土地を見ると…

しおりちゃん

この間取り…入るの…?

正直にいうと、不安になりました。

これは基礎マジックならぬ、

土地マジック

とでも言いましょうか。

最初の不安はこの段階で少し感じていたのかもしれません。

また、我が家が建築予定の土地は区画が整備されているものでした。

大体、土地の半分くらいですかね。

既に駐車場として整備されていました。

ノートくん

子どもが大きくなって車を持つときや、来客のことを考えれば駐車場は広い方がいいか。また整備するとなるとお金もかかるし…

このような都合もあり、元の配置を活かすことにしました。

それもあってか、より建物側の土地が狭く感じたのかもしれません。

でもこれ、この場所にあの間取りが入るのか…

納得して土地を決めたものの、いざ現地に立つと疑問に思うほど狭く感じました。

地縄が張られたとき|視覚により不安を和らげる

土地の写真

地縄のイメージ(一部分)

地縄全体の写真撮ってなくて一部です。

しかも地盤改良時の写真…

なんか、すみません…

さあ気を取り直して!

地縄(じなわ)とは、簡単に言うと建物の位置が分かるようにロープで実際の形に印をつけたものです。

地縄が張られた日、その不安は少しだけ和らぎました。

ノートくん

ここがリビングで~
ここがお風呂で~

そんなことを言いながら、縄の中に入って子どもたちと歩いてみたんです。

土地だけを見ていたときは、まだ疑っていました。

でも、地縄を張ると視覚的に間取りが入ることを確認できます。

百聞は一見に如かず

地縄設置は印象を大きく変化させました。

基礎ができてきたとき|少しずつ期待が上積みされる

型枠とコンクリートの写真

そうこうしていると、基礎の型枠とコンクリートが出来上がっていきます。

いよいよ基礎マジックを実感するフェーズです。

正直に言うと、基礎の段階でもまだ「狭い」と感じる気持ちは残っていました。

一般的な基礎マジックの通りですよね。

でも、私の場合はそこに少しだけ違う感覚が混ざっていました。

基礎という構造物にも立体感を感じていたのです。

それはなぜか?

土地を契約する前後くらいから、
何度も現地に足を運んでいたからです。

土地から小学校までの距離を確認するために何度も歩き、そして地鎮祭もしました。

憧れのマイホームって、やっぱ嬉しいんですよ。

まだ何もない土地を、理由をつけては見に行っていました。

つまり私たち夫婦は…

「土地」を誰よりも見ていた

そんな状態で…

基礎という「立体感が出てきた」

そんな感じです。

基礎段階でも、思ったより狭いかなと感じているのは事実です。

でも…

土地のときと比べると、
地縄だけのときと比べると、

緩やかですが、期待が上積みされていくのを実感しています。

本来、基礎マジックを体感する

基礎 ⇒ 上棟

のプロセスを、

土地 ⇒ 基礎

で体感してしまっていたということです。

これは足繁く土地に通ったからこそ、感じた結果なのではないかと思っています。

ノートくん

結果的に、基礎マジックと言われるネガティブな感情は少なかったよ。

しおりちゃん

基礎マジックならぬ、土地マジック!

さあ、次は上棟です。

悲観的になる気持ちもすごく分かります。

金額も金額ですし、一大決心ですもんね。

だからこそ、視点を変えてみるもの悪くないかもしれません。

理屈を理解して、ポジティブに現象を捉える

それだけで案外、完成を待っている期間も楽しく過ごせますよ。

【番外編】不安は他にも?|梅雨時期の雨と河川について

これまでは基礎工事の不安について語ってきました。

ここからは番外編ということで、基礎が完成する現在に至るまでに感じた不安を紹介します。

基礎マジックを強く感じなかった施主です。

逆に何が不安だったのか。

それはずばり、

です。

着工したのが6月

ちょうど梅雨時期だったこともあり、雨の環境と施工への影響が不安でした。

  • 降雨時の近くにある河川の状態は?
  • 降雨時のコンクリート打設は問題ない?

大きく分けて、この2つです。

それぞれ詳しく解説していきますね。

【不安①】河川は大丈夫?|川の水位を確認しに行った話

我が家の土地の近くには河川があります。

もちろん好んでこの場所を選択したわけではありません。

なかなか理想を追いかけるのは難しく、限られた条件の中で優先順位をつけて取捨選択しています。

土地探しで重視したポイントは「土地探しからの家づくり|障害児家庭が注文住宅で失敗しない優先順位と探し方」の記事で詳しく紹介しています。

よかったら合わせて読んでみてください。

結果として、近くに河川がある土地を選ぶことになります。

そこで不安なのは、やはり災害ですよね。

近年は雨量も多く、災害も激甚化しています。

これから何十年も過ごす場所です。

自然災害は人間が抗えないからこそ大きな課題です。

梅雨時期ということもあり、結構な土砂降りの日がありました。

心配になり、ちょうどいい機会なので河川の様子を見に行くことに。

確認のタイミングは、以下の2パターンです。

  • 激しい降雨の最中
  • 降雨終了から少し経過したとき

正直、災害級の雨ではありません。

毎年この時期にある土砂降りレベルです。

とはいえ、念のため確認は車内から行いました。

ノートくん

何かあったら危険だからね

結果としては、パターン②の少し経ってからの方が水位は上がっていました。

どれくらいの水位かというと、河川と道路を仕切る擁壁の半分より下くらいです。

このレベルの土砂降りでこの水位ならば過度に心配する必要はない。

素人目線の判断にはなりますが、水位は一つの指標になるかなと思います。

もちろん、災害級の雨が断続的に降り続ければ影響がないとは言い切れません。

一方で、このような状況だと絶対安全と言い切れる土地の方が少ないですよね。

今更、土地を変更できるわけではありません。

確認することで心の安定を求めた

そんな感じです。

ダメなら何か考えて対策するまでです。

何が言いたいかというと…

ある程度は妥協しつつ、
過度に心配しすぎないことも必要だ

ということです。

若干、強引な力技で環境の不安を吸収しました。

【不安②】施工の影響は?|コンクリート打設後の雨について

これだけ雨の多い時期だと、品質への影響も不安ですよね。

でも工期もあるし、雨だからと言って毎回中止にすることは出来ません。

果たして雨は施工に影響しないのか。

実際に基礎のコンクリートを打設したあとも、何度か雨が降りました。

心配になった私は、現場監督さんに直接聞いてみました。

教えてもらった内容を簡単にまとめます。

  • 養生期間中の適度な雨は、基本的に問題ない
  • 打設後はむしろ温度上昇を抑えるために散水することもある
  • 雨で表面に白い粉のような跡(白化)が出ることはあるが、強度に影響はない
  • 注意が必要なのは、ゲリラ豪雨レベルの表面が固まりきる前に荒らしてしまう土砂降りだけ

ちょうど施工中のタイミングを除いては特に大きな心配は無いようです。

普段からちょくちょく現場を訪れているので、すっかり顔なじみです。

職人さんなどの現場従事者も人間です。

いくら仕事とはいえ、顔を知っている人と顔も知らない人の家をつくるのは違いますよね。

何が違うかって?

気持ちです。

気持ちは施工に影響するのかって?

しません。

それに、気持ちで施工に影響してはいけません。

ではなぜ気持ちを大事にするのか。

すみません。

これに理屈はありません(笑)

強いて言うなら、人間だから?

ですかね。

仕事の邪魔にならない程度に見学して、休憩時間に世間話をするのはおすすめです。

こういう人間付き合い、意外と大事ですよ。

知りたい情報が聞けて心の安心に繋がる?かもしれません。

まとめ|段階的な変化が不安を期待に変えてくれる

基礎工事で「狭い」と感じても、過度に心配しなくて大丈夫です。

立体感が増すごとに、印象は変わっていきます。

土地を何度も見に行った

私の場合、変化を後押ししてくれたのは単純な行動でした。

  • 土地
  • 地縄
  • 基礎

段階を踏むごとに自分の中の「不安」という感覚は、少しずつ「期待」に置き換わっていきました。

足繁く土地へ通った思い出も、
梅雨時期の雨への不安も、

振り返れば家づくりの過程の一部です。

ひとつひとつ乗り越えるたびに、完成へと近づいていきます。

ノートくん

次は上棟!
期待は膨らむよ!

基礎マジックの正体は、ずばり変化です。

何度も足を運んでいたなら、その記憶が基礎マジックの不安を和らげてくれるはずです。

まだあまり見に行っていないなら、これからでも遅くありません。

上棟までの間、ぜひ現地に足を運んでみてください。

その不安を少しでも期待に変えられたら嬉しいです。

それでは皆さん、いい家つくりましょう!

▶家づくりで何から始めればいいか分からない人は、こちらも合わせて読んでみてください。

基礎工事のアイキャッチ画像

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