コスパ重視の企画住宅と向き合って分かったこと|比較して初めて見える「自分の軸」

― 2社目のハウスメーカーとの打ち合わせ記録 ―

私は今回家づくりの相談先として、2社に絞りました。

私が選んだ会社
  • 土地や融資などの制度に詳しい会社
  • コストを抑える工夫をしている会社
しおりちゃん

タイプが全然違うね

前回の記事では、土地や融資、制度を軸にした提案を受けた話を書きました。

ノートくん

今回はもう1社のお話だよ

「コスパに優れた企画住宅」を強みとするハウスメーカーとの打ち合わせです。

比較するときに最低これだけ聞けばOK(我が家メモ)

これだけは聞いて
  • 価格が安い理由
    ⇒削っているのか、仕組みで下げているのか
  • お金をかける場所とかけない場所
    ⇒窓、断熱、バルコニー、水回り設備など
  • 住んでからかかるお金
    ⇒外壁、給湯器、保険、税金
  • 土地探しについて
    ⇒提携、紹介、未公開情報の有無
  • 優先順位を再確認してくれるか
    ⇒営業都合が先行していないか
この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員-

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

目次

家づくりの担当者は年代でも違う?|比較が生んだ新しい視点

ノートくん

相談先も2社に絞ったし、どちらが自分にとって良いか話を聞いてから決めていこう

そんな考えを持ちながら2社目との打ち合わせに臨みました。

しかし実際に話して驚いたのは、会社のコンセプト以上に、担当者によって「見える世界」がまったく違うことでした。

前回担当者の特徴
  • 年配で情熱的なタイプ
  • 経験豊富で強い人脈をもつ
  • 家族のスタイルに合わせた提案型

前回の担当者は長い経験の中で培ったコネクションを活用し、さまざまな提案をしてくれるタイプでした。

今回担当者の特徴
  • 同年代で共通点が多い
  • 落ち着いていて論理的
  • 仕組みや数字を丁寧に説明

一方、今回の担当者は同じ世代で住宅購入を経験しているからこそ、仕組みや数字を交えて「今の住宅事情」を丁寧に教えてくれました。

同じ「家づくり」の話でも、前回とは空気感も切り口もまったく違います。

今回は、実際にこの時代に住宅購入をして住んで体感しているリアルを伝えてくれることで家選びでの注意点や、活用した方がいいことなどを学べました。

ノートくん

やっぱり、1社だけで決めなくてよかった…

このように改めて比較の重要性を感じました。

住宅の性能はどこまで必要?|「家の構造」と「なぜ安いのか」

構造や求められる性能基準を理解したうえでコストダウンする工夫があります。

今回の打ち合わせで中心だったのは、

・家の構造
・性能(耐震、断熱)
・なぜ、この価格で実現できるのか

という点でした。

まず説明されたのが住宅性能ついてです。

住宅性能の基本(ざっくり)

項目内容等級
耐震等級地震に対する強さ等級(1~3)
断熱性能熱の逃がしにくさ等級(1~7)
気密性隙間の少なさC値(数値が小さいほど隙間が少ない)
ノートくん

ここでは考え方をざっくりと整理しているよ

▶住宅性能について詳しく解説しているサイトがあるので参考にしてください。

この中でも断熱性などは「数字が高ければ正義」ではなく、住む地域(寒さ)と予算のバランスが大事だと感じました。

でも必ずしも予算を抑えるために数値をコントロールできるものばかりではありません。

例えば、耐震等級は激甚化する地震災害などの背景もあり年々厳しくなっているそうです。

中古の物件などを検討している人は築年数によっては現在の耐震等級を満たしていない場合もあるため、注意が必要です。

我が家もまさに、建売・中古物件を検討していたのでこれは大事な気づきでした。

また断熱という観点においては、窓が家の中で弱点箇所になります。

一方で窓の設置個数を増やすことで、一般的にコストは上がりやすいです。

企画住宅では、あらかじめ設定された間取りや窓の配置などある程度パッケージ化されています。

このような観点などからコストを抑える工夫をしているメーカーでした。

なんでもかんでも高ければいい訳ではわりません。

たしかに大は小を兼ねるという言葉があるように、数値が大きい分には性能面で問題ないかもしれませんね。

ただし、いたずらに住宅性能を求めてしまうことで、想定している予算額を上回る可能性があります。

住んでいる地域や環境に応じて担当者の方と相談しながら選択していくことが重要です。

パターン化された間取りの企画住宅|「コスパ重視=手を抜いている」ではない

このメーカーの強みは、一から設計する注文住宅(フルオーダー)だけではありません。

決まった間取りを組み合わせていく企画住宅を採用して、コスト削減に寄与しています。

しおりちゃん

正直、間取りとかよく分からない

ノートくん

そういう人は企画住宅という選択肢はアリだよ

企画住宅の特徴
  • 構造や性能はしっかり満たす
  • 間取りや仕様はある程度パターン化
  • 複数パターンから組み合わせで選ぶ

このようにあらかじめパターン化することで、設計コストを大きく下げているという仕組みでした。

正直、私は家のことは素人で最適な間取りなど分かりません。

当時は、特に強くこだわりたい部分があるわけでもないため、プロが設計したパターンの中から選択できる仕組みは魅力的でした。

構造や性能面では、各部屋の配置や大きさを最初から最適化し、結露防止などの観点から窓(サッシ)について従来のアルミ製から樹脂製を採用するなどの工夫もしていました。

決まったパターンではありますが、建具などに制限はなく設計を大きく崩すような変更でなければ柔軟に対応できる点も大きなポイントでした。

安くするために削っているのではなく、効くところにお金を使い、効かないところは選ぶ

これは、かなり納得感がありました。

企画住宅の工夫|家の各種設備を限定することで安定させる

もう一つの工夫が、水回りメーカーをある程度限定している点です。

ノートくん

水回りのこだわりはある?

しおりちゃん

特にないかな

このような具合に私たち夫婦は、各種設備にそれほど強いこだわりを持っていませんでした。(というより、あまりよく理解していなかったのかもしれません…)

似たような方は、各種設備のメーカーを絞ることでコスト減に繋がる可能性があります。

主要な水回り設備を信頼できるメーカーに絞ることで、

・仕入れコストを抑える
・競合による施工ミスを減らす
・メンテナンスをシンプルにする

というメリットを出しているそうです。

しかも、1社限定ではなく今回の相談先は4社の中から選べるというものでした。

メーカーに対するこだわりがそこまで強くない我が家でも、ある程度の種類から好みで選択することができます。

選択肢は減るけど、満足度は下がらない

この考え方も、企画住宅ならではだと感じました。

家の修繕に関わるお金の話を一番最初にしてくれた

今回の担当者は、建てた後の話もしっかりしてくれました。

最初は、なんとなく修繕をするための費用がいるんだろうなくらいの理解でした。

具体的に目安を提示してくれることでローンとは別に準備しておかなければならない費用を意識することができたのが良かった点です。

住宅のメンテナンス目安(例)

 部位目安時期
外壁10~15年
屋根15~20年
水回り設備10~20年
給湯器10~15年
しおりちゃん

建てたら終わりじゃないの?

ノートくん

住んでる環境により異なるけど修繕は必要だよ

よく言う、「住宅ローンの月々の支払より家賃の方が高いじゃん!」は、修繕や税金まで入れると話が変わると感じました。

住宅ローンの考え方については、こちらの記事で詳しくまとめているので参考にしてみてください。

固定資産税やきたる修繕に備える資金も含めて将来的な検討をすることが重要です。

ここは将来、必ずお金がかかります

各種修繕に関わる費用は、担当者として触れてくることが多いです。

今回の担当者は、こういう話を一番最初からしてくれたのが印象的でした。

家はどれくらいお金がかかる?|世代が近い担当者だからこそわかる話


なにより理解が深まったのは、担当者自身の経験談です。

私にも子どもがいて…
家はオール電化で…
ローンは〇〇年で…

ノートくん

共通点が多いな

担当者の住宅事情と私の希望を比較すると、以下のような共通点がありました。

  • 子育て世代
  • 長期のローン
  • 太陽光によるオール電化

担当者自身の家族構成を踏まえて、太陽光パネルを設置した際の月々の光熱費がどれくらい変化があったかなどを体験ベースで話してくれました。

これから検討を進めていく私にとって、同世代である担当者の言葉は答え合わせをしているような感覚でした。

「営業トーク」というより、一つ先を歩いている人の話として聞けたのは大きかったです。

家づくりは比較が重要|自分の軸を決めておく

今回の相談を終えて、改めて感じたことがあります。

1社だけで決めるのはもったいない。

ただし、情報に振り回されて数をやみくもに探すのは違うと思っています。

大事なのは、それぞれの「強み」を理解して自分が何を重視しているかで判断することです。

私の場合はそれが、

・コスト(無理のない返済)
・立地(希望エリア)

はっきりと、この2つの軸でした。

私が住みたいエリアは、土地価格が少し高めだそうです。

だからこそ、2社に絞った判断は、今のところ間違っていなかったと感じています。

相談すると決めた会社
  • 人脈を生かした土地選びに強い会社
  • コストを抑える工夫がある会社

まとめ|比較は「迷うため」ではなく「納得するため」

納得することが大事だと、打ち合わせを重ねて思いました。

比較することは、決断を遅らせるためではなく、後悔を減らすためだということ。

情報を集めて、
取捨選択して、

「これなら納得できる」と思える状態をつくる。

家づくりは、そのプロセス自体がとても大切なのだと思います。

私の決断がどうなるかは正直、まだ分かりません。

でも、少なくとも今は、ちゃんと考えて選んでいる実感があります。

私の悩み、迷いの過程がこれから家づくりをしていく人の参考になれば嬉しいです。

続きも、また記録していきます。

それでは皆さん、いい家つくりましょう!

▶家づくりで何から始めればいいか分からない人は、こちらも合わせて読んでみてください。

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