地鎮祭ってやった方がいいの?
家づくりを進めていると、こんな疑問が出てくると思います。
そもそも家づくりで地鎮祭は、必ずやらないといけないことではありません。
それでも、我が家は地鎮祭をすることにしました。
家族の思い出になるから。
ノートくんなんだそれ
そう思う人もいるかもしれませんね。
でも私は、こういう経験にこそお金と時間を使う価値があると思っています。
この記事では、地鎮祭の基本的な情報と障害のある息子を連れて参加した我が家の実体験をもとに解説します。
- 地鎮祭とは何か、どんな流れで行われるか
- やらなくてもいい理由とやった方がいい理由
- 準備したものはたった1つだった話
- 障害のある子どもを連れて参加した実体験
- 迷っている人への判断基準

ノートくん
-3児の父で会社員–
障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。
▶まずはこちら【原点と心の記録】

ノートくん
-3児の父で会社員-
障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
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必須ではない地鎮祭を行う3つの理由
地鎮祭は法律で義務付けられているわけではありません。
実際、行わない家庭も一定数あります。
しおりちゃん地鎮祭してよかったね
ただし我が家は、地鎮祭推奨派です。
その理由は3つです。
- 家族の思い出になる
- 家づくりの実感が一気に湧く
- 更地の状態を家族で体験できる最後の機会
後ほどそれぞれ詳しく解説しますが、まずは地鎮祭とは何かについて実体験をもとに触れておきます。
そもそも地鎮祭とは?

地鎮祭とは、工事の安全と土地の神様への挨拶をする儀式です。
「じちんさい」または「とこしずめのまつり」と読みます。
正直、何も知らずに地鎮祭に臨みました。
なので帰ってから調べた当日の流れをまとめます。
(※我が家の体験談なので情報が不足しているかもしれません。)
最初に行われたのが「修祓(しゅばつ)」でした。神主さんがお祓いをして、場を清める儀式です。正直この時点では、細かい意味までは分かっていませんでしたが、「これから始まるんだな」という空気に変わったのを感じました。子どもは落ち着きがなく少し動いていましたが、特に問題なく進みました。
次に行われたのが、神様をお迎えする「降神」です。神主さんが声を出した瞬間、場の空気が一気に引き締まりました。それまで少し緩かった雰囲気が変わり、「ちゃんとした儀式なんだな」と実感した瞬間でした。
ここは、障害のある息子ではなく一番小さい三男がびっくりして泣きました(笑)
神様にお供え物をする儀式です。お供え物の蓋をとったりしていました。このあたりからは、基本的に神主さんの進行に合わせて見守る形になります。難しいことはなく、「静かにしていれば大丈夫」という感じでした。
神主さんが祝詞を読み上げる場面です。事前に渡された用紙に名前や生年月日などを記載して、それをもとに読み上げていただきました。工事の安全や家づくりについての願いが込められているそうです。正直、内容までは細かく理解できませんでしたが、「無事に家が建ちますように」という気持ちで聞いていました。
敷地の四隅を清める儀式です。お清めようの塩や、白紙(正方形の小さい紙)を土地の四隅に撒いていました。私は神主さんと一緒に敷地を回りながら「ここに家が建つんだな」と少し実感が湧いてきたタイミングでした。
地鎮祭の中でも、一番「参加している感」があったのがこの儀式です。盛り砂に対して、「えい、えい、えい」と声を出しながら鍬を入れました。最初は少し恥ずかしさもありましたが、子どもも一緒にOKということなので家族で鍬入れ。子どもも一緒に参加できたのは、いい思い出になりました。
順番に玉串をお供えして、お祈りをする場面です。作法は少し緊張しましたが、神主さんが丁寧に教えてくれるので問題ありませんでした。正直、「ちゃんとできているか」は気にしすぎなくて大丈夫だと感じました。
実際、息子たちは礼も拍手もバラバラでした(笑)
お供え物を下げる儀式です。このあたりは基本的に見守るだけなので、特にやることはありませんでした。地鎮祭終了後、お供え物をもらえます。
我が家の場合、魚・野菜・果物を家でおいしくいただきました!
お迎えした神様をお送りする儀式です。降神のときと同じように、場の空気が少し引き締まる瞬間でした。これで一連の儀式が終わりに近づいているのを感じました。
ここでは泣きませんでしたよ(笑)
最後に簡単な挨拶と、乾杯のような形で締めくくります。地域によっては食事をすることもあるようですが、我が家は軽くお酒に口をつける程度で終わりました。全体を通して感じたのは、「思っていたよりもシンプルで参加しやすい」ということです。
※流れは地域や神社によって異なる場合があります。
時間はおおよそ20〜30分程度です。
貴重な経験で、シャッターチャンスですよー。
実際にやってみた感想としては、「気づいたら終わっていた」という感覚。
難しいことは特になく、指示に従って動くだけです。
費用は一般的に2〜5万円程度が目安ですが、依頼する工務店や神社によって変わります。
地鎮祭をやらない理由としてよく聞くこと
地鎮祭をやらない家庭の理由として多いのはこちらです。
- 費用がかかる
- 宗教的な意味を重視していない
- 忙しくて時間が取れない
ノートくん周りの人に聞いてみたよ
このあたりは完全に価値観の問題です。
コストや時間を抑えたいのであれば、やらないという選択は十分合理的です。
我が家がやってよかったと思う3つの理由

理由① 家族の思い出になる
思い出のためにお金を使うの?
そう思う人もいるかもしれませんね。
実物として残らなくても、心に残る経験や思い出にお金と時間を使うことは悪くないと私は考えています。
むしろ、そういうことにこそ積極的に貴重なお金や時間を使っていきたいです。
人それぞれ価値観が違うことは理解しています。
でも、家は完成したら、そこにあるのが当たり前になります。
完成後に「建てる前の土地」を体験する機会は、もう二度とありません。
地鎮祭はその数少ないタイミングの一つです。
理由② 更地の状態を家族で体験できる最後の機会
建物が何も建っていない更地の状態。
しおりちゃんここがリビングね

ここは僕たちの部屋
そんな話をしながら家族で立った時間も、意外といいもんですよ。
この更地の光景は、これから大事な思い出をつくる家が建つ前の最後の姿になるかもしれない。
そう思うと、感慨深いものがありました。
理由③ 家づくりの実感が一気に湧く
図面や打ち合わせだけでは、なかなか実感が湧きにくいものです。
地鎮祭をやることで「いよいよ始まる」という感覚が一気に強くなりました。
ローンなどの打ち合わせは気が滅入ることも結構あるのですが、こういうイベントはワクワクして楽しいですよ。
そうはいっても住まいの検討に住宅ローンは避けては通れません。ローンについては「住宅ローンはいくらまで?年収650万円モデルで月々の安全ラインを解説【我が家の基準】」で詳しく解説しています。よかったら合わせて読んでみて下さい。
家づくりの節目として、気持ちの切り替えにもなると思っています。
地鎮祭で必要な物は?|我が家の準備したものは1つだけ

我が家は地鎮祭の段取りを工務店にほぼ全部任せました。
神社の手配も含めて、担当者が動いてくれました。
そのため自分たちで用意したものはこれだけです。
のし付きのお酒(約2,000円)
たった1つです。
玉串料については、事前に支払っていた預かり金から工務店が準備してくれていました。
当日は「何を持っていけばいいか分からない」という不安がありましたが、事前に担当者に確認したらこれだけで大丈夫でした。
経験豊富で段取り上手。
改めて担当者選びが重要と感じた瞬間です。
担当者選びの重要性ついては「家づくりは担当者で変わる|契約後こそ大事と言ってくれた営業の話」で詳しく解説しています。
ただし、依頼する工務店や地域によって準備するものは変わることがあります。
いずれにしても、事前に担当者に確認しておくのが一番安心です。
障害のある息子を連れていける?|参加してよかった話
ここは、同じ悩みを持つ方に伝えたいポイントです。
我が家には、多動などの特性があり、じっとしているのが苦手な息子がいます。
地鎮祭を考えたとき、最初に頭に浮かんだのはこの不安でした。
ノートくん連れていって大丈夫か?
しおりちゃん進行の迷惑にならないか?
一時は、息子を誰かに預けて参加することも考えました。
でも、そのとき妻とこういう話をしました。
家族の大事なイベントに息子を参加させられないなら、無理にやる必要はないんじゃないか
主旨とずれるかもしれませんが、私たちにとって大事なのは地鎮祭を行うことではありませんでした。
家族と大事な思い出を共有すること
みんな揃って我が家です。
そこで、事前に担当者に息子の特性を正直に伝えました。
ノートくんじっとするのが苦手です
しおりちゃん動き回っても大丈夫ですか?
これに対して、担当者はこう言いました。
全く問題ないですよ
中々できることじゃありません。
出来ることはするので、お子さんのことで諦めるのであればぜひ実施しましょう。
この言葉があったから、安心して参加できました。
結果どうだったか。
当日、息子はやはりじっとしていることができませんでした。
ウロウロしていました。
癇癪も起こしました。
地面に寝転んだりしました。
それでも、問題なく進行することができました。
結果として、やってよかったと思っています。
決して完璧な参加ではありません。
でも、家族の大事な節目を一緒に体験できたことは、何にも代えられません。
障害児家庭や小さい子どもがいる家庭へ
もし「子どもがいるから地鎮祭を迷っている」という方がいれば、まず担当者に相談してみてください。
もし迷っている理由が家族の事情にあるなら、工夫次第でどうにかなるかもしれません。
我が家がそうでした。
相談する前から「無理だ」と諦めるのはもったいないと思います。
何度もできる経験じゃないですよ。
地鎮祭が向いている人|地鎮祭が向いていない人

向いている人
- 家づくりを節目として大事にしたい
- 家族の思い出を残したい
- 更地の状態を体験しておきたい
- 「いよいよ始まる」という実感が欲しい
二度とできません。
こういう人は、地鎮祭を実施しないと後悔するかもしれません。
向いていない人
- とにかくコストを抑えたい
- 儀式に意味を感じない
- 時間をかけたくない
もちろん、こういう考え方もあります。
自分たちにあった選択が大事です。
よくある疑問に答えます

まとめ|地鎮祭は「やる・やらない」より「どう考えるか」
地鎮祭は必須ではありません。
でも我が家は、やってよかったと思える体験でした。
- 家族の思い出になった
- 更地の最後の姿を家族で見られた
- 家づくりの実感が一気に湧いた
こういった価値に意味を感じるのであれば、やる意味は十分あります。
逆に、そこに価値を感じないなら無理にやる必要はありません。
大事なのは、自分たちの価値観で決めることです。
そして、もし子どもの事情で迷っているなら、まず担当者に相談してみてください。
相談したことで実現できた。我が家がまさにそうでした。
今、迷っている方の判断材料になれば嬉しいです。
▶ 家づくりで何から始めればいいか分からない人は、こちらも合わせて読んでみてください。




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