両側サムターン錠とは?障害児家庭で実際に使って感じたメリット

両側サムターン錠という鍵をご存知でしょうか。

ノートくん

これはもっと知られてもいいのでは?

私はこの鍵に出会ってから、そう感じています。

こんな家庭におすすめ
  • 障害児家庭
  • 小さい子どもがいる家庭
  • ペットがいる家庭

こうした家庭では、生活の安全性を大きく高めてくれる可能性があります。

この記事では、障害児を育てる我が家が実際に使って便利と感じた記録を実体験ベースでまとめました。

この記事でわかること
  • 両側サムターン錠とは何か
  • 普通の鍵との違い
  • 実際に感じたメリット、デメリット

家づくりや安全対策の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

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ノートくん
-3児の父で会社員-

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
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まずはこちら【原点と心の記録】

目次

両側サムターン錠とは?

サムターン錠とは、ドアの内側にある「つまみ(サムターン)」を回して施錠する鍵のことです。

一般的な住宅のドアは次のような構造になっています。

一般的なドアの構造
  • 外側 ⇒ 鍵穴(キー)
  • 内側 ⇒ サムターン

このつまみを回すことでドアを施錠・解錠する仕組みになっています。

しかし、両側サムターン錠は違います。
内側と外側の両方にサムターンが付いておりどちら側からでもつまみを回して開閉できる鍵です。

そのため、鍵を持たなくても両側から簡単に開け閉めすることができます。

両側サムターン錠を知ったきっかけ

私がこの鍵を知ったのは、定期的に通っている息子の発達の診察で病院を訪れたときでした。

診察室の扉に付いていた鍵が、普通の鍵とは少し違っていました。
扉の内側にも外側にもつまみのようなものが付いていたのです。

試しに回してみると両側から開け閉めできる鍵でした。

ノートくん

これは便利だな

そう思い帰宅後に調べてみたところ

両側サムターン錠

という名前の鍵だと知りました。

障害児家庭で鍵が必要だと感じた理由

我が家には、重度知的障害と自閉スペクトラム症のある息子がいます。

衝動的な行動も多く、危険な場所に突然手を出してしまうことがあります。

注意が必要な危険箇所
  • コンセント付近
  • キッチンの刃物など
  • 棚などの高い場所
  • ベランダやバルコニー

定型発達の子どもであれば言葉で伝えて、ある程度コントロールできます。

しおりちゃん

危ないから触らないでね

しかし息子は、言葉でのコミュニケーションが難しいため説明しても理解できないことが多くあります。

とはいえ、日常生活ではどうしても一時的に目を離す瞬間が存在します。

  • トイレのとき
  • 料理の時
  • 洗濯のとき

特に普段は妻が一人で子どもたちを見ているため、完全に目を離さないというのは現実的ではありません。

普通の鍵ではダメだと思った理由

最初は普通の鍵を付けることも考えました。

しかし片側だけの鍵には、大きな問題があります。

片側鍵の懸念事項
  • 私が帰宅したときに開けられない
  • 子どもが内側から鍵をかけてしまう
  • 閉じ込め事故のリスク

例えば、こうしたトラブルが起こる可能性があります。

その点、両側サムターン錠なら両側から開けられるので安心感があります。

賃貸でも両側サムターン錠の部屋を選んだ

私は現在、家づくりの最中で賃貸住宅に住んでいます。

この賃貸を探す際に私は、両側サムターン錠が付いている部屋を探しました。

そこで実際に両側サムターン錠が採用されている部屋を見つけて現在に至ります。

ノートくん

これは子育てでもかなり便利だ

ペット可の物件のため、おそらくペットの脱走防止用だと思いますが実際に1年間使ってみて、そう感じました。

その経験から、家づくりでもこの鍵を採用することにしました。

我が家では、各部屋の扉に両側サムターン錠を設置予定です。

両側サムターン錠が便利だった場面

実際の生活では、次のような場面で役立ちました。

・料理中
・トイレ中
・洗濯中
・来客対応時

一時的に目を離す必要があるときでも、部屋を安全に区切ることができます。

しおりちゃん

どうしても手が離せないときはあるよね

障害児家庭で感じたメリット

特に感じたメリットは大きく分けて、次の3つです。

ノートくん

それぞれ紹介するよ

飛び出し対策になる

衝動的に別の部屋に行ってしまうことを防げます。

料理中に鍵をかけておくことで、息子がキッチンに入ってくる心配がなくなりました。

包丁や火元から目を離せない瞬間に、扉一枚が大きな安心になっています。

しおりちゃん

キッチンは危険がいっぱいだからね

安全確保ができる

キッチンや危険な場所への侵入を防ぐことができます。

以前は、料理中に息子が後ろから突然来ることがありました。
鍵をかけるようになってから、その心配がなくなりました。

ノートくん

包丁とか使ってるときは特に危ないからね

「今どこにいるか」が把握できているだけで、親の安心感が全然違います。

親の精神的負担が減る

「今どこにいるのか分からない」という状況が減るため、安心感があります。

障害児育児で一番消耗するのは、危険を先読みし続けることだと感じています。
鍵一つで「この部屋にいる」と分かるだけで、常に張り詰めていた緊張が少し緩みます。

しおりちゃん

危険から身を守ってあげれる安心感があるよ

これは使ってみないと分からない感覚です。

子どもの閉じ込め事故を防げる

一番大きな違いは、両側から開けられることです。

両側から開け閉めできないと…
  • 誤って鍵をかけられる
  • 子どもが閉じ込められる

例えば、こうした事故のリスクが減ります。

また、鍵の高さを調整すれば子どもが開けにくくすることもできます。

過去に起きた危険な出来事

以前住んでいた家では、サムターン錠がありませんでした。

あるとき、息子が別の部屋に入っていることに気づかないまま過ごしてしまいました。

その部屋にはメタルラックがあり、倒れてしまったことがあります。

幸い軽い物しか置いていなかったため、大事には至りませんでしたが設備による安全対策の重要性を強く感じた出来事でした。

ノートくん

常に見張っておくのは限界があるんだ

両側サムターン錠のデメリット

もちろんデメリットもあります。

しおりちゃん

残念ながらデメリットもあるよ

開け閉めが面倒

一番感じるのは、開け閉めが少し面倒なことです。

ふとしたときに、鍵が閉まっていると不便に感じることもあります。

ただ、これは慣れると自然と習慣になります。

将来的には使えなくなる可能性

もう一つ注意点があります。

それは、子どもの成長です。

今は手が届かない高さでも、成長すれば開けられるようになります。

そのため対策は、並行して続けていくことが大切だと思います。

・設備対策
・行動理解
・危険の教育

どんな家庭におすすめ?

両側サムターン錠がおすすめな家庭は障害児家庭だけではありません。

小さな子どもや、ペットがいる家庭にもおすすめです。

ベビーサークルも便利ですが、子どもはすぐ成長します。
また、大きくて部屋を圧迫してしまうこともあります。

ノートくん

処分の方法も考えないとね…

その点、両側サムターン錠を使った扉の工夫なら部屋をフルに活用できます。

設置予定の場所

我が家では、基本的に各部屋に設置予定です。

ただし例外もあります。

設置しない箇所
  • 玄関
    ⇒防犯上の理由で設置しない
  • トイレ
    ⇒来客やプライバシーを考えて内側のみ
  • 収納
    ⇒内側に人が入らないため不要

賃貸ではなく持ち家であれば、自分で取り付けることも可能です。
DIYが得意な方は、交換用のサムターン錠を購入して試してみるのも一つの方法です。

実際に困った出来事|動線の問題

実際に使っていて、一つ困った出来事がありました。

リビングに鍵をかけていたある日、下の子がトイレに行きたいと言い出しました。

しかしトイレに行くには、鍵のかかったリビングを通る必要があります。
鍵を開けるまでの数十秒が間に合いませんでした。

この経験から気づいたのは、鍵は「閉じ込める」だけでなく「動線を遮断する」という側面もあるということです。

安全のための鍵が、別の問題を生む。

ノートくん

うーん、どうしたものか

だからこそ今回の家づくりでは、全ての部屋にリビングから直接アクセスできる間取りにしました。

鍵で区切りながらも、必要な動線は確保する。
この両立が大事だと感じています。

もし間取りで悩んでいる方は、一度間取りをシミュレーションしてみると意外な発見があるかもしれません。

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まとめ

両側サムターン錠はあまり知られていない鍵ですが、生活の安全性を大きく高めてくれる可能性があります。

特に特別な事情がある家庭では検討してみる価値があると思います。

こんな家庭におすすめ
  • 障害児家庭
  • 小さい子どもがいる家庭
  • ペットがいる家庭

我が家のように生活の中でヒントを見つけることも多いので家づくりでは、こうした小さな工夫も大切だと感じています。

▶家づくりまとめはこちら

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