昇進したくないのは甘えじゃない|違和感の正体は「構造」だった

昇進したくないと感じた理由を振り返ってみました。

それは「責任が嫌」「やる気がない」からではありませんでした。

私が違和感を覚えていたのは、人ではなく、会社の構造そのものだったのです。

今日、仕事終わりに上司から声をかけられました。

場所は、いつもの応接室です。

内容はまだ正式なものではありませんが、

近い将来の異動に関する話でした。

はっきりと「出世」という言葉が出たわけではありません。

でも、話の流れやニュアンスから、この異動が出世につながるステップであることは、すぐに分かりました。

正直に言うと、その瞬間、胸が高鳴ることはありませんでした。

ノートくん

なんで今なの

代わりに湧いてきたのは、強い違和感でした。

この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

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ノートくん
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なぜ今さら?という気持ちが消えなかった

いつからか会社に対する思いが離れていくのを感じました。

数年前までは、評価を求めてがむしゃらに仕事をしていました。

しかし当時は、期待するような結果は得られませんでした。

これまでの自分を振り返ると、決して手を抜いてきたつもりはありません。

やるべきことはやってきましたし、成果もそれなりに積み上げてきた自覚があります。

それでも、評価や出世の話とは、長い間縁がありませんでした。

ノートくん

頑張っても、あまり変化がないなぁ…

それがここにきて、人手不足などの組織の事情が透けるタイミングで急に「次の役割」の話が出てくる。

そのこと自体が、私の気持ちを会社から少し遠ざけました。

必要とされているのではなく、

都合よく当てはめられている

そんな感覚が拭えなかったのです。

出世に違和感を覚えた理由は、人ではなく構造だった

以前の記事で、職場の構造に違和感を覚えた話を書きました。

▶職場のストレスについて分解して考えた記録です。

今回の出来事は、まさにその延長線上にあると感じています。

出世が悪いとは思っていません。

問題なのは、出世やポジションを上げること自体が「目的化してしまう構造」だと感じています。

出世が目的になる人
  • 上の顔色を気にする人
  • ポジション維持のために動く人
  • 現場より立場を優先する人

そこから生まれる要求は、組織やユーザーに向けられません。

上司のための仕事になります。

その結果として現場は疲弊し、
仕事は楽しくなくなっていく。

それでは、仕事にやりがいなど持てません。

これは個人の性格の問題ではなく、

会社という仕組みが生み出している構造

だと思っています。

出世している上司を見て、思い描いた未来に魅力を感じなかった

私がこれまで見てきた上司の中に、

ノートくん

あんな風になりたいな

と心から思えた人はそれほど多くありません。

現場感覚とのズレを感じる人が、会社の都合や、年次で上に立っている場面も何度も見てきました。

もちろん、尊敬できる上司もいます。

尊敬できる人たちは現場を思い、チームワークを大事にすることで全体を前に押し出そうとします。

その結果、必要な意見を組織側に提案することで腫れ物扱いされます。

今までそのような光景を、幾度となく目にしました。

そんなことばかりなので、

出世=魅力的な役割

とは、どうしても思えなかったのです。

私が感じている違和感の正体

正直、給料だけに魅力を感じて出世したいとは思いません。

また、出世とともに責任が伴う事実に負担も感じません。

本来、どの役割にも形は違えど責任は存在します。

一番大きいのは、

そのポジションに就いた自分を想像して、ワクワクしなかったことです。

私がワクワクする仕事
  • 一から考える
  • 設計する
  • 積み上げて形にする

どちらかというと、このような仕事が好きです。

それは、時間を忘れて集中してしまうほどです。

何か成し遂げたときは、確かに達成感も感じます。

柔軟な発想を持つアイデアマンも、
タスクをスピーディーにこなす人も、
慎重に黙々と100点を狙う人も、
場を和ませるムードメーカーも、
そしてこれらをまとめるリーダーも、

組織には全部必要な役割です。

それなのに、「上に行くこと」だけが正解のような空気がある。

しかし実際の出世は、
会社の都合と年次がものをいう。

そして、ポジションさえ上げれば報酬が高い構造。

成果≠お金

能力や成果を出した人物だけが評価されるわけではない現実。

そこに、私はずっと違和感を覚えてきました。

出世がすべてじゃない、でも仕事から逃げたいわけでもない

当然ですが、与えられた業務はきっちりこなします。

誤解されたくないのですが、私は仕事そのものが嫌いなわけではありません。

ノートくん

目標をもって何かすることは好きだよ

それに生活を支えてくれているのは、間違いなく会社の給与です。

だからこそ、会社を完全に否定するつもりもありません。

ただ、仕事はあくまで手段であって人生の主役ではない。

家族を守ること、
自分が続けられる働き方を選ぶこと。

そのために、言い方は悪いですが、会社を「利用する」という距離感でいたいのです。

今日の出来事で、考えがはっきりしたこと

私は「出世したくない」のではなく、

会社の都合で出世させられることに、強い抵抗がある

ということでした。

自分が魅力を感じ、目指したいと思える役割なら話は別です。

でもそうではないなら、無理に乗る必要はない。

本来なりたいものは、目指すべきもの。

最後に決めるのは紛れもなく自分自身です。

この気づきこそが、最大の収穫だったと思います。

おわりに|出世に悩む人が、まず整理していいこと

出世に覚える違和感は、人それぞれです。

自分がどんな役割になりたいのか
本当に自分のやりたいことなのか

を真剣に考えることが重要です。

答えを急がなくてもいいです。

ただ、違和感を無視してはいけません。

私自身も、まだ考えている途中です。

そうすることで、これからの選択は、少しずつ変わっていくと思っています。

▶会社との距離の取り方に関する考えはこちらの記事で整理しています。

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