住宅ローンはいくらまで?年収650万円モデルで月々の安全ラインを解説【我が家の基準】

住宅ローンはいくらまで借りていいのか。

家づくりを考え始めたとき、多くの人が一番悩むポイントだと思います。
我が家では、「手取りの1/4以内」を住宅費の基準にしました。

もともと賃貸派の私にとって長い期間払い続ける住宅ローンは、最も考えられない選択肢でした。

ノートくん

前は賃貸が一番合理的な選択肢だと思ってたんだ

しおりちゃん

家庭状況を考えることが大事だね

息子のために相場より高い家賃の物件も選び、今は2件目の賃貸です。

しかし、音の問題で苦情がきてしまいました。

この出来事をきっかけに、我が家のような家庭が賃貸を選び続けることには、限界があると感じました。
その気持ちの変化が、家づくりの出発点です。

▶ 持ち家を真剣に考え始めた理由はこちらで整理しています。

この記事では、安さ重視だった我が家が住宅ローンをどう考えたかを、気持ちの変化とともに数字で整理します。

特定を避けるため、実際の年収は使いません。
大事なのは、「それぞれの家庭でどう考えるか」だと思います。

収入に対する割合を中心に、分かりやすく仮定のモデルケース(年収650万円)を想定した金額も交えてまとめます。

この記事でわかること
  • 住宅ローンの借入額をどう決めるか
  • 障害児家庭が返済比率にこだわる理由
  • 月々の返済から逆算する考え方
この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

この記事を書いた人

ノートくん
-3児の父で会社員-

障害のある息子を育てる家庭で、近隣トラブルをきっかけに本気で家づくりを考えるようになりました。
会社員として働きながら、家族の時間や暮らしをどう守るかを日々模索しています。
このブログでは、障害児家庭として実際に家づくりを進める中で感じたこと、悩んだこと、役立った情報を、同じように悩む家庭の判断材料になるよう発信しています。
暮らしの中で役立ったグッズや生活の工夫も紹介しています。

まずはこちら【原点と心の記録】

目次

モデルケースの前提条件

まずは、よくある家庭を想定します。

仮定のモデルケース
  • 夫婦共働き
  • 世帯年収:650万円前後
    (例:夫400万円+妻250万円)
  • 子どもあり
  • 教育費、生活費はこれから増えていく
  • 老後資金も貯めたい

決して余裕だらけではないけれど、日本ではよくある層だと思います。

ノートくん

あくまで仮定だよ

しおりちゃん

数値の参考としてイメージしてね

住宅ローンは「借りられる額」では考えない

住宅ローンについて、担当者たちはこのようにいいます。

この年収なら、4,000万円以上借りられますよ

この金額を聞いたときは、最初に恐怖を感じました。

ノートくん

本当に大丈夫?

なぜなら私は、借りられる上限額ではなく、月々いくら返せるかを中心に考えていたからです。

「借りられる=返せる」ではないと思っています。

改めて担当者選びが重要だと感じました。

▶︎実際に5人の担当者を比較したときの気づきは、こちらの記事で整理しています。

住宅ローンの目安は「年収倍率」で語られることも多い

住宅ローンはよく「年収の5倍~7倍まで」と言われます。

世帯年収650万円の場合
  • 5倍⇒約3,250万円
  • 7倍⇒約4,550万円

この範囲が一般的な借り入れ目安とされています。

ただしこの数字は、「借りられる額」であり「安心して返せる額」とは限りません。

我が家はこの考え方ではなく、月々の支払額から逆算して考えることにしました。

返済比率は、ローン単体で見ない

よく言われる目安の住居費は、「手取り月収の3割」までです。

ただしこれは住宅ローンだけの話ではなく、住まいにかかる費用すべてを含んで考えるべきです。

実際の住まいでは、これに加えて必ずかかる費用があります。

住まいにかかる費用
  • 固定資産税
  • 火災保険などの各種保険
  • 修繕費(戸建てなら確実にくる)
  • 将来のメンテナンス費
しおりちゃん

賃貸住まいが長いと見落としがちだよね

そこで私は、全ての住居にかかる費用を手取りの1/4(25%前後)までに設定することを一つの基準にしました。

特に我が家のような障害児家庭では、一般家庭とは異なる支出が加わります。

療育費や福祉サービス費など、これらは自治体からの補助があっても0円にはなりません。
そしてこの支出は、将来にわたって続く可能性が高いです。

だからこそ手取りの1/4以下という基準は、我が家にとって妥協できないポイントでした。

月々の返済から逆算する

モデルケース(世帯年収650万前後)で考えると、月々の安心ラインは10万円〜10万円台後半までです。

【モデルケースの安心ライン月々返済の内訳】

世帯年収650万円の場合

・手取り年収:約520万円前後
(※額面年収の80%で計算)
・月々の手取り額:約43万円前後
・月々の安心ライン:約10万円~10万円台後

※実際の手取り収入は、計算時期やお住いの地域により異なります。あくまで目安です。

月々の安心ライン以上になると、貯蓄が削られ気持ちの余裕が減るという感覚でした。

その他に金利の変動リスクも考えて、手取りの1/4を上限にしました。

借入年数を伸ばしてでも月々の返済を抑えることを優先した形です。

ここは「余裕があるかどうか」ではなく、「心が落ち着いて暮らせるかどうか」を基準にしています。

ノートくん

支出が多い時期を重ねないように考えたよ

しおりちゃん

長い目で見て、月々の支出のバランスがとれることを優先したよ

金利への考え方

よく変動金利と固定金利と聞きますが、月々の支払いを抑えるのであれば、変動金利は合理的な選択肢です。

ただし金利の動きに注意が必要で、楽観視はできません。

一方で、金利が上がるということは、経済状況が良くなっているということでもあります。

そうなれば、給料も上がる可能性があります。

極端に恐れすぎて、家族の暮らしを守るという本来の目的を見失わないことが重要です。

ノートくん

あくまで可能性だよ
過信しすぎは禁物!

しおりちゃん

だからこそ余裕をもった金額設定が重要だよ

それらを踏まえて変動リスクがゼロではない以上、手取りの1/4という基準は崩さないことにしました。

物件価格と借入額は同じではない

最初に混乱しやすいポイントがあります。

「物件価格=借入額ではない」ということです。

ノートくん

物件サイトに記載された値段以外にもかかる費用はあるよ

その他費用の代表例
  • 登記費用
  • ローン手数料
  • 火災保険料
  • 引っ越し費用

これらで物件価格の7〜10%前後が別に必要になります。
▶その他費用(諸経費)について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。(出典:SUUMO)

例として、借入額3,800万円の場合、実際の物件価格は3,500万円前後となります。

この感覚は早めに持っておくと安心です。

「住宅ローンはいくらまで?」の答え

我が家で考えた結論はこれです。

住宅ローンに対する考え方
  • 上限ギリギリまで借りない
  • 金利上昇があっても耐えられる
  • 生活を削らずに返済できる
ノートくん

あくまで我が家の考え方だよ

つまり、「安心を買える金額までに設定する」ということです。

住宅ローンは夢を広げるためではなく、不安を増やさないために組むものだと思っています。

心の安定と、家族の安心を同時に買う選択

家は、資産である前に生活の器です。

生活の中で大事にするべきこと
  • 毎月の支払いに追われない
  • 家族に優しくいられる
  • 将来の選択肢を残せる
ノートくん

家は全てではなく、生活の一部だよ

この状態を保てるなら、多少の妥協は「失敗」ではないと思っています。

土地と建物で、妥協した点・残した点

理想の条件を全て満たすのは、なかなか難しいです。

土地は立地や価格だけでなく、環境条件などさまざまな視点で考えることが重要です。

▶ 土地選びで大事にしたことを整理した記録はこちらです。

これらを全て満たすのは難しいため、我が家では不足する部分を建物で吸収することにしました。

建物で重視したこと
  • 家族構成に合った間取り
  • 障害のある息子への配慮
  • 今の暮らしに合うサイズ感

すでに気になる土地を見つけている方は、家づくりにかかるお金のイメージを持つといいかもしれません。

住宅会社や資金計画を最初から1社だけで決めるのはリスクが大きいです。
我が家は住宅相談サービスを使って住宅会社を比較しました。

【家づくり相談所】
ノートくん

お金のことも相談できるよ

まとめ|数字は、冷静になるための道具

住宅ローンを数字で考えて分かったのは、数字は不安を煽るものではなく、冷静さを取り戻すための道具だということです。

もちろん、正解は家庭ごとに違います。

「なぜその金額なのか」を説明できるかどうかが、後悔しないための分かれ道だと思っています。

また障害児家庭の支出では、住宅ローン以外にも療育費や福祉サービス費が必ず加わります。

住宅ローンは慎重に、でも必要以上に怖がらずに向き合うことが大切だと思います。

同じ悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。

▶ 家づくりまとめはこちら(内部リンク)

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